専門誌ウオッチナビが「ミドー」の新作から厳選4本解説――10万円台でも満足感の高いスイスメイドの時計
2018年にブランド創業100周年を迎えたスイスのウオッチブランド「ミドー(MIDO)」は、ハイクオリティながら手の出しやすいプライスを実現している。2020年もいくつかの新作をリリースしており、いずれも10万円台で機械式ムーブメントを搭載するハイコストパフォーマンスモデルである。
もはや定番となったブルーダイアルで攻勢をかける
控えめな美しさと信頼性、機能性を融合して、建築物のように時代を経ても色褪せない時計を手掛けるミドー。そのニューモデルは例年同様に力の入った魅力作ばかりとなった。とくに洗練されたブルーのダイアルがセットされたモデルは秀逸で、ラインナップを拡張している印象。さらに焼けたエンジンのような「コマンダー グラデーション」も一見の価値アリだ!!
ピュアなラウンドケースをブラックに仕上げる
1970年代の原型モデルを再現したラグのないモノコックケースに、ブラックとブルーのグラデーションダイアルとミラネーゼブレスレットを組み合わせた。このレトロなスタイルに、80時間駆動の強力なムーブメントを搭載している。
トレンドの“青金”に大きなカレンダー表示を搭載
イタリアのミラノにある有名建築の柔らかな曲線に着想を得たコレクションの最新作。サンレイサテン仕上げの文字盤はディープブルーとし、6時位置に大型デイトを配置。ドレスウオッチらしいステップベゼルが優雅な雰囲気を漂わせる。
スタイリッシュなストライプ柄ブルー
1934年に誕生した伝統のあるタイムピース。ジュネーブストライプ装飾を施した個性的なダイアルに、新色ブルーを採用した。80時間駆動のムーブメントはヒゲゼンマイにシリコンが搭載され、耐磁性能と耐衝撃性能の向上が図られている。
エンジンのようなスモーキーグラデーションが精悍
1959年から続くロングセラーシリーズに、エッフェル塔をモチーフとする新作が誕生。格子模様をインデックスと針に、アーチをケースに投影している。スモーキーな外周部から透明な中心部にかけてグラデーションが広がる意欲的なデザインだ。80時間駆動のムーブメントを表裏の両面から鑑賞できる。夜光部や秒針、ステッチに配したオレンジとグレーのコントラストが絶妙!!
「ミドー(MIDO)」について創業年:1918年 スペイン語で「Yo mido」(私は計測する)から命名。控えめな美しさと信頼性、機能性を融合して、建築物のように時代を経ても色褪せない時計を作り続ける。世界70か国で展開され、2015年に日本へ本格上陸を果たした。 |
問い合わせ先:ミドー/スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7190
http://www.midowatches.com/