ウオッチナビ新連載「ブレスレットウオッチの台頭 vol.6」――腕時計がグッとエレガントになるセンターラグモデル6選
腕時計にとってストラップは重要なパーツで、装着感に違いが出るのはもちろんのこと、見た目の印象にも影響を及ぼす。近年ではブレスレットがセットされたモデルが人気を博しており、各ブランドから様々なデザインのブレスレットウオッチが生まれている。ケースとブレスを一体化させたモデル、ラグのないレトロシックなモデルに続き、今回はセンターラグが特徴のブレスレットウオッチを特集する。
腕時計がグッとエレガントになるセンターラグ
センターラグモデルをは、大きく2つに分けることができる。ひとつが、ケースの中心にブレスレットを連結する突起部を設けたタイプ。「タグ・ホイヤー リンク」や、カシオの「オシアナス」、エプソンの「トゥルーム」などが当てはまる。アクティブなスポーティさを強調した、攻めたデザインに多く採用されているのが特徴だ。
もうひとつが、丸型ケースに接した上下のバーを介してブレスレットに連結している仕様。ロンジンの「ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン」やタサキの「バランス」が代表作で、クラシックかつエレガントな表情に仕上がっている。
伝説のダブルS字がソフィスティケートされて甦る
1980~90年代、デザイナーのエディ・ショッフェルが手がけたダブルS字リンクのブレスレットで、一世を風靡した同社のタイムピース「S/EL」を再解釈。よりエッジィなS字リンクと、サテンとポリッシュを巧みに仕上げ分けたブレスレットが、クッションケースにマッチしている。
問い合わせ先:LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054
https://www.tagheuer.com/jp/ja/
繊細なブレスレットが奏でる大人のドレッシーさ
ブラックサンレイダイアルに、スレンダーなローマンインデックスを配した2針式のシックなニューモデル。ピュアでシンプルなラウンドケースのセンターに接するバーからブレスレットへと続く意匠や、繊細でシャイニーな9列型のブレスレットも優艶な雰囲気を演出。
問い合わせ先:ロンジン TEL.03-6254-7351
https://www.longines.jp/
薄さへのこだわりに加え、ブレスレットでもエレガンスを追求
オシアナス中、最薄である9.5mm厚のケースに、ブルートゥースによるモバイルリンク機能を搭載。ケースエンドに中コマと同デザインのパーツを設け、それを起点にブレスレットを連結させている。可動域を広げたことでフィット感が高められている。バックル部分で3mmまで長さ調節が可能だ。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869
http://oceanus.casio.jp/
ブレスレットにも鎧を着想源とする力強さを与えた
気圧、高度、方位、気温、紫外線、消費カロリーなどを計る多彩なセンサーを搭載し、それらの表示をアナログで表現することにこだわったGPS電波ソーラーウオッチ。鎧を着想源とする外装デザインで、ケースの12時と6時側にアーマーオーナメントを配し、力強く無骨なブレスレットへと連結する設計を取り入れている。ベゼルはセラミック製。
問い合わせ先:トゥルームお客様相談室 TEL.050-3155-8285
https://www.epson.jp/products/trume/
ジュエリー譲りのエレガンスにハイエンドムーブメントを搭載
バランスボールにインパイアされ、パールをバー上に並べたタサキのアイコンジュエリー「バランス」のDNAを受け継ぎ、ラウンドとバーを組み合わせた上品なモデル。バーに連なる5連ブレスレットデザインも、シンプルながら存在感を放つ。ヴォーシェ社製のマイクロローター式自動巻きムーブメントを搭載。
問い合わせ先:TASAKI TEL.0120-111-446
https://www.tasaki.co.jp/timepieces/