男が人生のステージで選ぶべき腕時計4選【前編】

腕時計は、時として着け手の内面を代弁してしまうもの。だからこそ、自分の立場や個性に合わせた時計選びをすることが肝心です。そこで今回は、時計を「人生の節目」に合わせて選ぶ前提で、重要な節目に最 適な名作4本を紹介します。

STAGE01 WORKING

誰もが認める名作が
ビジネスを加速させる

パソコンや携帯電話が普及しきったいまでも、腕時計はビジネスマンの必須アイテム。たとえば、時間制限のあるプレゼンや打ち合わせで、腕時計をせず挑むのは無謀です。ただし、主張の強すぎる時計は相手の集中力を妨げ、ときに不快感さえ与えかねないため、避けるべき。価格もデザインも嫌味がなく、普段使いに耐え、それでも確たる高級感を持つ。そんな時計が、ビジネスの第一線では大活躍するのです。

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5
Ref.WAR211A.BA0782 25万5000円

プロドライバーのための時計として1963年に発表されたクロノグラフ、「タグ・ホイヤー カレラ」のDNAを継承したエントリー機。秒目盛りを見切り板に記して文字盤をシンプルにし、存在感のあるアプライドインデックスと太さのある時分針を組み合わせて高い視認性を確保しました。シャープなラグや絶妙な鏡面に特有の知性が漂います。

STAGE02 SUCCESS

人生の主導権を手にした
男のための上質時計

社会人としての経験を積んでいくと、新たな挑戦の場が必ず出てくるもの。大型プロジェクトの完遂、昇進、独立、資格試験の合格など、一世一代の困難に取り組み、そして成功を収めたときには少し背伸びした贅沢で自分自身を讃えたいですね。時計であれば、普段使いの誠実な時計から離れ、予算も忘れて自我の赴くままに選ぶのがオススメ。背伸びして手に入れた時計は、きっとさらなる高みを目指すための原動力となるからです。

カルティエ
ドライブ ドゥ カルティエ
Ref.CRWSNM0004 69万1200円

自社製ムーブメントを搭載し、メンズ専用コレクションとして開発された新型ドレスウオッチの3針仕様。最大の特徴は、クッションシェイプのカーブラインが美しい直径40㎜ケース。ブルースチール針とフランケダイアル、ローマ数字インデックスなど、カルティエを象徴する数々の意匠が、格別の上質さを醸し出しています。