世界中でヒットの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」に、フライング トゥールビヨンとフライバッククロノグラフを搭載する新作が誕生
スイスの古参ウオッチブランド「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」は、時計工芸家として優れた技術を持つジュール=ルイ・オーデマと、時計に関するあらゆる英才教育を受けたエドワール=オーギュスト・ピゲが、手を取り合って複雑機構の時計を製作したことに始まった。以来、数々の傑作を手掛けてきたが、2020年の最新作はその歴史的背景を重んじ、発展させた逸品といえる。
大ヒット中のCODE 11.59に特別なトゥールビヨンとフライバックをダブル搭載
2019年にデビューした「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、オーデマ ピゲにとって実に23年振りとなる完全新コレクションとして注目された。モデル名の「11.59」が示すのは、新しい一日が始まる直前である“11時59分”。ある意味、同社の凄まじい意気込みを具現化させたものだった。
発売以来、世界的な人気ぶりで、日本においても好調と聞く本コレクションに、新たに加わることになったのが「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」だ。自動巻きフライング トゥールビヨンのみでも複雑なメカニズムといえるが、ここにフライバッククロノグラフを同時搭載するという離れ業を成し遂げている。本機はわずか50本しか製造されない希少さと相まって、今年を代表するハイコンプリケーションウオッチと挙げられるに違いない。
オクタゴンとラウンドによるハイブリッドフォルムの18Kホワイトゴールドケースには、自社製造のキャリバー2952が備えられている。建築的な構造をしたオープンワークダイアルは、チタンとニッケルシルバーをそれぞれロジウムカラーとブラックメッキで仕上げ、強いコントラストでインパクトを放つブリッジが印象的。そして12時間積算計(3時位置)と30分積算計(9時位置)のクロノグラフカウンターに加え、6時位置に大胆なフライング トゥールビヨンが鎮座している。
エレガントなブルーの使い方も見事である。インナーベゼルはブルーラッカーで仕上げられ、ホワイトゴールド製の時分針とクロノグラフカウンターの2つのリングもブルーで統一。さらにダークブルーのハンドステッチを施したアリゲーターストラップをセットし、アーキテクチャルなスケルトンダイアルとともに、スポーティかつラグジュアリーな雰囲気を生むことに貢献している。
ケースバックにも硬質かつ透明度の高いサファイアガラスがセットされており、人類の叡智を集めたような複雑極まりないマニュファクチュールムーブメントを鑑賞できる。サテンブラッシュとサンドブラストの両仕上げが施されたオープンワークブリッジ、同じく魅せることにこだわったスケルトンタイプのローターなど、ダイアル側同様に見どころが豊富。ユーザーだけが堪能できる特別なディテールとなっているのだ。
オーデマ ピゲのコンプリケーション部門責任者であるマイケル・フリードマン氏は、本機について次のように述べている。
「私たちのすべてのプロダクトは、過去と現在を繋ぐ糸。それはケースが微妙な光の陰影をとらえる手仕上げのディテールを映し出すキャンバスであり、アーキテクチャルな構造を見ると、それがよくわかります。新しいCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフでは、さらに光の陰影のコントラストを強調し、オープンワークダイアルの要素の一つひとつの美しい仕上げ、複雑な多重層のメカニズムにより、微妙なアートワークの世界が展開されているのです。ケース、ダイアル、ムーブメントなど、ウオッチのどの部分も時計師と工芸職人たちのクラフツマンシップを展開する舞台となっています。そこには、オーデマ ピゲの物語が存分に語られているのです」
薄いベゼルにフィットした複雑なダブルカーブのサファイアクリスタルガラス越しに、時計界の最前線といえる立体的なアーキテクチャルデザインと、熟練の職人の手でしか成し得ない洗練の技術を宿す、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのハイエンドモデル。これはトゥールビヨンウオッチのパイオニアとして時代を切り開いてきたオーデマ ピゲだからこそ、実現した究極の逸品といえる。
【日本先行発売】ミドルケースに18Kピンクゴールドを使ったバイカラーモデルも登場
問い合わせ先:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000
https://www.audemarspiguet.com/ja/