ロレックスのスタンダードウオッチ「オイスター パーペチュアル」に41mmの新サイズが登場
名実ともに最高峰の高級時計ブランドとして世界中で認められている「ロレックス(ROLEX)」。堅実で機能的なコレクションを数多く揃えているが、その柱となっているのが「オイスターケース」と「パーペチュアル ムーブメント」である。この基本スペックを備える3針時計「オイスター パーペチュアル」に41mmモデルが新たに誕生した。
基本モデルの現代的サイズが登場し、さらに選択肢が増えた
新作「オイスター パーペチュアル 41」は、“牡蠣のように固く閉じられた”堅牢かつ防水・防塵に優れるオイスターケースと、両方向回転式のローターで巻き上げ効率が高められたパーペチュアルムーブメントを搭載する、ロレックスにおけるスタンダードモデルのひとつ。オイスターケースは1926年に、パーペチュアル機構は1931年に開発された伝統的なもので、腕時計における革命的な発明とされている。本機はその最新仕様が投入されているわけだ。
表面にサテン、側面にポリッシュの加工が施された美しいオイスターケースは、ステンレススチールの中で最高レベルの耐食性や耐久性を備える904L系オイスタースチールから作られている。そして同素材のスクリュー式ケースバック、同じくねじ込み式のトゥインロック(二重密閉構造)のリューズ、高硬度な傷防止サファイア風防がそれぞれセットされ、日常生活での使用に不安のない100m防水を達成している。
水や埃、汗の侵入を防ぐこのケースには、パーペチュアルローターによる両方向巻き上げを実現させた自社製造の自動巻きムーブメント「キャリバー3230」が収められている。最新式の同メカは、スイスの公的機関であるCOSCが認める基準の2倍以上の精度(ケーシング後に平均日差-2秒~+2秒以内)の高精度クロノメーターを取得。さらにブルー パラクロム・ヘアスプリングが使われており、スマートフォンやパソコンなどが発する磁気による精度の狂いを防ぐほか、約3日間も動き続けるロングパワーリザーブを実現している。
気品あふれる外観を創出するハイクオリティな外装と文字盤
エレガントなスタイルは、丁寧にポリッシングされたドーム型ベゼル、サテン仕上げの3列リンクオイスターブレスレット(約5mmのエクステンション機能が付いたオイスタークラスプ搭載)、そしてイエローゴールド製の針とバーインデックスがセットされたサンレイ仕上げのシルバーダイアルから生まれるもの。なお新作41mmモデルは、同じくサンレイ仕上げのブライトブラックダイアルのバリエーションも用意されている。
そのほか、同デザインの小振りな「オイスター パーペチュアル 36」の新色ダイアルも登場。ロレックスのコーポレートカラーに近いグリーンやビビッドなイエローなど、計5色のラッカーダイアルモデルがラインナップに加えられた。この36mmバリエーションにも高精度クロノメーターのキャリバー3230が搭載されている。
41mmモデル
36mmモデル
© Rolex/Alain Costa