ウオッチナビ新連載「ブレスレットウオッチの台頭 vol.7」――ブレスレットウオッチの名作に再注目
ブレスレットに特徴のある腕時計を紹介する時計専門誌・ウオッチナビ連載「ブレスレットウオッチの台頭 」。腕時計は本体だけでなく、ブレスレットやストラップを含めたトータルデザインで、装着感や美しさが大きく変わる。今回のvol.7では、ブレスウォッチの大定番モデルを3本紹介する。
ブレスレットウオッチの名作に再注目
スポーツロレックスやオイスターウオッチといった、伝統的にブレスレットを重宝してきたモデルも存在するが、他ブランドにも現在の時計コレクターを唸らせるブレスレットウオッチの最新版が存在する。それらは、再び訪れたブレスウオッチのトレンドによって、注目度も一段とアップしそうな気配があるのだ。
たとえばエベルの「スポーツクラシック」は、時計界におけるエルゴノミックデザインのパイオニア的モデルといえ、機能的で流麗な意匠はウェーブ ジェンツコレクションに引き継がれている。
そのほかスポーツ系のステンレススチールモデルでは、ブライトリング「ナビタイマー」のブレスレット仕様や、固有のリューズプロテクターを着想源とするブレスレットを組み合わせたパネライ「ルミノール マリーナ」といった、レザーストラップのイメージが強いモデルも、ケースと絶妙にマッチするブレスレットタイプがラインナップされている。
エルゴノミックデザインの先駆者の矜持、いま再び
1977年、丸味を帯びた六角形ケースに、しなやかな波状ブレスレットをセットした「スポーツクラシック」を発表したエベルは、エルゴノミックデザインの先駆者となった。そのDNAを受け継ぎ、アイコン的なウェーブブレスレットはそのままに、よりエレガントに生まれ変わった後継モデル。
問い合わせ先:ムラキ TEL.03-3273-0321
https://www.ebel.com/
屈強なリューズプロテクターに通じるタフデザイン
リューズプロテクターをモチーフとした、独創的なブレスレットの初登場は1999年のこと。2017年にデビューを果たした現在の進化型は、リンク裏面からネジを排し、軽量化も実現。このブレスレットを装着し、2019年に発表されたのが本機で、シルバーのワントーンのソリッド感がクールなデザインだ。
問い合わせ先:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110
https://www.panerai.com/ja/home.html
航空クロノグラフの名機に相応しいブレスレット
ナビタイマーの誕生は1952年で、これまでにブライトリングの看板モデルのひとつとして揺るぎないポジションを確立してきた。そのブレスレットといえば、存在感と快適性を兼備したポリッシュ仕上げの7連タイプ。フラッグシップならではの風格を感じさせる作り込みだ。COSC認定クロノメーターの高精度なクロノグラフ。
問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011
https://www.breitling.com/jp-ja/