メタル・カーボン・樹脂を巧みに融合したG-SHOCK「G-STEEL」に、ラギッドなスタイルにこだわった新作が登場

1983年誕生のオリジナルモデルから備える耐衝撃構造(ショックレジスト)を基軸に、「G-SHOCK」は時代を率先して進化を推し進めてきた。その派生型として2015年にデビューした「G-STEEL(ジースチール)」シリーズは、メタル素材を使ったスタイリッシュさで人気を獲得。最新作は注目を浴びるであろう、ワンランク上の質感を纏っている。

ビスを備える個性的なベゼルや複合素材で精悍なスタイルに

タフネスを追求し続ける「G-SHOCK」が近年、積極的に開発しているマテリアルのひとつがカーボンである。軽量ながら強度が高く、製造には高度な技術が必要ではあるものの成形の自由度もある。その成果として生み出された「カーボンコアガード構造」は、「グラビティマスター」や「MT-G」などに使われ、新たなデザインのG-SHOCKを創出している。この画期的な技術はG-STEEL GST-B300 シリーズにも採用され、異素材ミックスモデルとして人気を博している。

G-SHOCK G-STEEL「GST-B300XA-1AJF」8万4700円/カーボンベゼル

 

このGST-B300 シリーズから今回リリースされた3本のニューモデルは、あらゆるシーンに使いやすいユーティリティなカラーリングを特徴としている。ベゼルは素材の質感を生かし、6本のカラービスで固定。ミドルケースにメタルを、バンドに樹脂をセレクトして高級感とスポーティさを両立させている。もちろん20気圧防水のタフ仕様のため、街中から水辺、アウトドアまでこれ一本でカバーする。

G-SHOCK G-STEEL「GST-B300B-1AJF」5万3900円/ブラックIP加工のメタルベゼル

 

G-SHOCKらしいフロントライトボタンにも注目

G-SHOCKの定番機といえば、スクエアモデルとスラッシャーモデルが先ず挙げられる。後者は文字盤上部に3つのインジケーターを配しており、バックライト用のフロントボタンを搭載している。フェイスに対して“口”に位置するこのボタンは、いつしかG-SHOCKの象徴的なディテールになったわけだが、G-STEELの新作もそのフロントライトボタンを備えているのが特徴である。

G-SHOCK G-STEEL「GST-B300XB-1A3JF」9万1300円/カーボンベゼル

 

また、これまでのGST-B300シリーズとは違って風防がサファイアガラスへとアップグレードされており、耐傷性が向上している点も見逃せない。なお、ケースとフロントボタンをグリーンIP加工し、グリーンの迷彩パターンのバンドがセットされた「GST-B300XB-1A3JF」は、積層・加工技術の進化による新デザインのカーボンベゼルを装備。カーボンの新たな魅力を提案する機種となっている。

 

G-SHOCK G-STEEL「GST-B300XA-1AJF」8万4700円/クオーツ(Bluetooth搭載ソーラー)。樹脂+ステンレススチール+カーボンケース、内面反射防止コーティングサファイアガラス風防、樹脂バンド。縦51×横50mm(厚さ15.5mm)。重量93g。20気圧防水

 

GST-B300/搭載機能一覧
●耐衝撃構造(ショックレジスト)
●カーボンコアガード構造
●タフソーラー(ソーラー充電システム)
●モバイルリンク機能
●針退避機能
●ワールドタイム
●ストップウオッチ
●タイマー
●マルチアラーム・時報
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング機能
●フルオートカレンダー
●12/24時間制表示切替
●操作音ON/OFF切替機能
●ダブルLEDライト(スーパーイルミネーター、ホワイト色)
●ネオブライト(夜光処理)

 

問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://g-shock.jp/

 

Text/WATCHNAVI編集部