「G-SHOCK」が世界の共通語になった日【SHOCK THE WORLD in ニューヨーク イベントレポート:前編】

G-SHOCKは「落としても壊れない腕時計」として1983年に発売されました。耐衝撃性能+20気圧防水というスペックで腕時計の常識を変えた“革命児”も、2018年で誕生35周年。この大きな節目を記念して行われるグローバルイベント「SHOCK THE WORLD」の第1回、ニューヨークでの「G-SHOCK 35th Anniversary World Premier in NY SHOCK THE WORLD」を、現地取材してきました。

 

マディソンスクエアガーデンにG-SHOCK降臨

SHOCK THE WOLRDワールドプレミアの会場は、なんとエンターテイメントの聖地「マディソンスクエアガーデン」! これまでに名だたるアーティストやアスリート、著名人が登壇してきた会場が、この時ばかりは外壁までG-SHOCK一色に。ニューヨークの中心でこの景色は、素直に日本人として嬉しくなります。

ペンシルバニア駅の上に立つマディソン・スクエアガーデン。入り口の付近には、ニューヨークを代表するグラフィティ・ストリートアートの大御所エリック・ヘイズがデザインしたG-SHOCK 35th記念ロゴがそこかしこに

 

セキュリティチェックを済ませてシアターロビーへ。中へ入ると、これまでの歴代モデルが勢揃い。その奥にはネオン看板を思わせる「2017 NY G-SHOCK」のライトが出迎えてくれます。会場の様子を動画に収めてきました(G’z EYEで撮影。2倍速です)。

写真はイベント本開催日の午前中に特別に撮影したもの。夜には状況が一変

 

35周年の歴史をまとめた展示で未発表モデルを発見!

ここには、最高峰のMR-Gを筆頭とする最新のG-SHOCKたちが並んでいました。この中に、発売時期未定のコンセプトウオッチが紛れ込ませてありました。ひとつだけ違うケースがあるのですが、わかりますか?

 

 

正解はコチラ↓

超特別に触らせてもらった最新レンジマンの試作機。高精細のモノクロ液晶とGPSアンテナ、トリプルセンサーを装備。事前に登録したルートを基に進むべき方向をナビゲーションしてくれるほか、自分の進んだルートを時計で示すこともできる
なんと裏蓋はG-SHOCK初のブラックセラミック製。GPSの位置情報の取得は電力消費が大きいため、新レンジマンは充電バッテリーを内蔵。セラミックバックだと非接触で充電できるので、ソーラー充電もしくはワイヤレス充電が可能。防水の信頼性も高められる利点もある
マスター・オブ・Gに属するだけあって、サイズはかなり大型

 

この展示だけでもかなり楽しかったのですが、本番は夜。「落ち着け、仕事しろ」と自分に言い聞かせながら待機します。

そして、いよいよホールの開場時間に!【後編へ続く