ひとつのムーブメントで4つの文字盤が駆動する「メカニケ・ヴェローチ アイコン」から、2つの限定ウオッチがデビュー
ミラノで生まれた「MECCANICHE VELOCI(メカニケ・ヴェローチ)」は、エンジンのシリンダーヘッドに模したアイコニックなラウンドケースや、スイスメイドによる本格的なクオリティなどが評価され、欧州のオシャレに敏感な層はもちろんのこと時計愛好家からも支持を受けている。
その最新リリースの2本は、いずれも希少なリミテッドモデルである。
49mmの圧巻サイズ!! わずか10ピースだけのオールブラック仕様
“4バルブのシリンダーヘッド”というアイコンが基本とするケースは堅牢なチタン製で、これにブラックDLCコーティングを施して漆黒のデザインを形成。本ケースは3層構造になっており、中央部の外枠にカーボンをセットしてスポーティに仕上げている。
一方、各々異なるタイムゾーンを表示可能な4つの文字盤はメタリックに輝くシルバーで、まさに夜空に輝く星=「スターダスト」を巧みに表現。この文字盤はアルミニウムファイバーで構成されるテキサリウム製で、各インデックスのアラビア数字やレッドゾーンをイメージさせるユーモアな意匠とともに、モータースポーツの世界観を体現している。
カーボンの質感とスケルトンを組み合わせた日本限定モデル
もう一本のニューモデルが、サーキュラー仕上げが際立つシルバーカラーのチタンケースが特徴の「アイコン マッド」の日本限定仕様だ。「アイコン スターダスト」と同じく、ひとつの自動巻きムーブメントで4つの時刻表示を駆動させるキャリバーMV8802を搭載。その4ダイアルは、上2つが同社らしいカーボンファイバーダイアルで、下2つがメカの様子が見えるように加工されたスケルトンダイアルとなっており、スタイリッシュながらユーモアのあるデザインとしている。
ちなみにモデル名の「マッド(MUD)」は、イタリア語で“泥”を意味する。これはブランド初期に発表したクアトロヴァルヴォレのスケルトンダイアルモデルが、色味の近いブラウンカラーケースだったことに由来。そのストーリーに倣って「アイコン マッド」とネーミングされた。
問い合わせ先:ロング スロウ ディスタンス 東京 TEL.03-6447-1311 https://www.meccanicheveloci.com/ja/
Text/WATCHNAVI編集部