【2018年新作先出し】スイス時計界の至宝ブレゲが超絶美麗なエナメル文字盤のトゥールビヨンを発表

スイス時計界の最高峰ブランドであるブレゲが、2018年の新作モデルを早くも発表してきました。最新作 「 クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367」は、既存のスリムなコンプリケーションの文字盤に、グラン・フーエナメルを採用した一本です。

 

トゥールビヨンの機構をシンプルに、美しく

2018年3月に開催されるバーゼルワールドを待たず発表された「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367」は、文字盤に高温焼成で作り上げるグラン・フーエナメルを採用。その純白の盤面には、トゥールビヨンの緻密な動きが確認できる開口部が設けられています。

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↑ブレゲ「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367」Ref.5367BR/29/9WU/価格・発売時期未定/自動巻きCal.581。直径42mm、厚さ7.45mm。3気圧防水

文字盤全体を見渡せば、ブレゲ数字が配されたチャプターリングが11時側に寄せてオフセットされていることに気付くでしょう。一見するとシンプルな文字盤に加えられたひと手間が、開口部をより大きく印象的にすると同時に、時計に絶妙な均衡をもたらしているのです。

さて、本機の主役であるトゥールビヨンは、手作業で面取り仕上げを施したブリッジによってキャリッジを支持。中央の受け石に使われたスピネルが、純白の文字盤やブルースチールのブレゲ針との調和をもたらしています。

なお、トゥールビヨンキャリッジはチタン製、エスケープメントとひげゼンマイはシリコン製となっています。

 

端正な文字盤に対して極薄ムーブメントにはエングレービングを凝らす

この時計、まだ裏側が明らかにされていないのですが、極薄設計(3mm)の自動巻きCal.581を搭載し、その動きをサファイア・ケースバックから確認できます。

端正な佇まいの文字盤とは異なり、ムーブメントの受けや香箱、自動巻きローターには手彫りのエングレービングが贅沢に施されるそうです。

ちなみに自動巻きですが、Cal.581が備える回転錘はムーブメント外周のみを回転するペリフェラル式なので、ムーブメントの仕上げをいつでも詳細に見渡すことができます。

ケースの直径は42mmで、厚さはわずか7.45mm。素材は18Kローズゴールドとプラチナの2種類から選ぶことができます。

5367BR 29 9WU_PR のコピー

「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5367」は、ブランドの祖が発明した複雑機構の代名詞「トゥールビヨン・レギュレーター」の伝統を、これまでになくシンプルに、かつ美しく表現した一本といえるでしょう。

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