ハイウオッチメイキングでも存在感を示す【ルイ・ヴィトン】が新たなる超複雑モデルを発表
2002年、時計界に本格参入した「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」。その後、製造アトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」を稼働させ、ハイウオッチメイキングに積極的な姿勢を見せるなど、瞬く間にトップブランドへと上り詰めている。この度、その矜持を感じさせる2本のハイエンドピースを発表した。
これぞトップメゾンの面目躍如たる圧巻の複雑機構ウオッチ
メゾンの本格的な時計作りにおいて、そのルーツは「タンブール」である。
2021年のニューモデルのなかでもウオッチナビが注目したのは、ジュネーブにあるウオッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で完全自社開発・製造が行なわれる2モデルだ。ケースはいずれも原点であるタンブールの流れを汲む形状を採用。GMTモデルは、まさしく旅する人に似合うストレスフリーな着け心地と機能性を持つ、ハイパフォーマンスウオッチとなっている。一方のオートマタは、かつて教会や塔時計に見られた技術に独自解釈を加えた逸品で、これ自体が芸術鑑賞の域に達する出来栄え。著名なエナメリストのアニタ・ポルシェが蛇などのエナメルと細密画を行なうなど、超豪華な布陣によって作られている点でもトップメゾンの実力を窺い知ることができる。
思わずひれ伏すルイ・ヴィトンのオートオルロジュリー
ルイ・ヴィトン「タンブール カーブ GMT フライング トゥールビヨン(チタニウム&メテオライトダイアル)」Ref.Q1BB3Y 1119万円(参考価格)
エクスクルーシブな旅の相棒に相応しいコンプリケーションウオッチ。外装のメインにチタンを使い、オープンワークデザインと合わせて軽やかに仕上げた。隕石ダイアルの本機はダイヤインデックスとなる。自動巻き。直径46mm。50m防水。
技術もデザインも独創的で他の追随を許さない逸品
ルイ・ヴィトン「タンブール カルペ・ディエム」Ref.Q1EN0Y 5671万円(参考価格)
自社製造の超絶オートマタウオッチ。時刻表示はオンデマンドで、ボタンを押すとジャンピングアワーを隠していた蛇の頭と、分表示を行う尻尾の先が動き、時刻を報せる。手巻き。18Kピンクゴールドケース。直径46.8mm。30m防水。
問い合わせ先:ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL.0120-00-1854 https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
Text/WATCHNAVI編集部