懐かしいのに新しい!タイメックスのシンプルデジタルウオッチがモダンにアップデートした「TIMEX 80」が7月2日より一般発売開始

1万円以下で購入できる腕時計としては、まさしく「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるタイメックスのデジタルウオッチに、1980年代デザインの雰囲気を残したアップデート版が登場。クラシック・デジタルの最新世代「TIMEX 80」は、合計6型での展開。7月2日(金)の一般発売に先駆け、エクスパンションバンドがAmazon限定で先行発売中。新たに追加されたブレスレットタイプはオンタイム・ムーブ限定で先行発売中だ。

TEXT/Daisuke Suito (WN)

1980年代からのデジタルウオッチブームを牽引

 

安価なクオーツウオッチが隆盛を極めた1980年代。腕時計は、若者にとってファッションに欠かせない存在だった。その後、1990年代からスウォッチやG-SHOCKが日本で流行すると、カシオのデータバンクやタイメックス、フォッシルなどのデジタルウオッチがストリートを席巻。ファッション雑誌で毎号特集が組まれるほど注目されるアイテムとなった。

40年近くも前にもてはやされた腕時計のなかには、いまも製造が続くロングセラーがある。G-SHOCKのオリジンしかり、タイメックスのクラシック・デジタルもまたしかり、である。

タイメックスがこのたび世代交代を図ったクラシック・デジタルモデルの新作「TIMEX 80(タイメックス エイティ)」は、9000円前後で購入可能なデジタルウオッチだ。いまや100円均一ショップでも腕時計が購入できてしまう時代のため、この価格をどう捉えるかは人によって印象は異なるだろう。ただ、たとえば以前のブームよろしくファッションアイテムとして本機を見た場合、このモデルが持つ「懐かしくも新しい」雰囲気は現代において価格以上の価値、使い勝手の良さがあると筆者は考えている。

左がブレスレットタイプ。右がエクスパンションバンドタイプ

最新世代では、同社クリエイティブ・ディレクターのジョルジオ・ガリが、1980年代のアートワークや看板サイン、ゲームなどからインスピレーションを得てデザインを再構築したという。液晶周りのグラフィックを一新し、右上にはT80のロゴが加わった。機能面では文字盤全面発光するインディグロナイトライトをはじめアラーム、タイマー、カレンダー、ストップウオッチと、デジタル腕時計で期待される機能をひと通り網羅。ケース幅は34mmと小ぶりで、男女を問わず使いやすいサイズとなっている。

バンドは、従来のゴムのように伸縮するエクスパンションタイプに加え、新たにブレスレットタイプが登場。それぞれにシルバー、ゴールド、ブラックの3タイプのカラーが用意されているので、選ぶ楽しさもある。

デイリーユース用としてはもちろん、ファッションアイテムとしても、大人の休日時計としても、「タイメックス 80」は何かと役立つ一本となるに違いない。少なくとも在りし日のブーム以降、こうしたデジタルウオッチに特別な想いを抱く昭和50年代男の筆者は、7月2日の一般発売スタート時にブラックのブレスレットタイプを一本購入する気でいる。

タイメックス「TIMEX 80」(エクスパンションバンド タイプ)8800円 Ref.TW2R67000 クオーツ。レジンケース。幅34mm。ステンレススチールブレス。3気圧防水

 

問い合わせ先:ウエニ貿易 TEL.03-5815-3277 https://www.timexwatch.jp/