2018年の仕事時計はこれが正解!ウオッチコーディネーターが推薦するビジネスウオッチ5選
多くの職種の人にとって、仕事中にスマホで時間を知ることが難しい状況ってありますよね。そんなときあると便利なのが、やっぱり腕時計。ただ、仕事中に着ける腕時計は、購入前に気をつけたい点があります。仕事で使うことを想定して腕時計を購入する場合に、どんなことを気をつけながら選ぶのが良いか。腕時計販売員のための「ウオッチコーディネーター」資格を持つ筆者が解説しながら、オススメの製品をご紹介します。
1年で最も使う腕時計だからこそ「高耐久性」は必須条件
一般的な働き方で、ざっくり週5日×1年(≒52週)=260日は仕事をしていると考えたとき、腕時計は1年で最低でも260回着脱することになります。しかも、仕事中に腕時計なんていちいち気にしてられないので、汗をかいたり、雨に濡れたり、壁にぶつけたりと、腕時計は色々なダメージも受けるわけです。これ、いざ時計を選ぶときには意外と見落としがち。1年で一番使う腕時計を買うと決めたら、必ず耐久性が高いもの。できれば、ブレスレットタイプを選びましょう。
ひと昔前であれば、スーツにダイバーズウオッチはNGなどとも言われましたが、スーツにリュック、ジャケパンにスニーカーなど、服装が多様化している現在は、デザイン的な制約はあまり気にしなくてOK。ただ、新卒なのに社内で一、二を争うような高額な時計や、謝罪の場なのにビカビカのフル金時計などは、周囲や相手の機嫌を損ねる場合があるので避けたいところ。親からもらった大切な時計や自分の趣味を発揮するのは、仕事のとき以外と割り切った方が無難かもしれません。
あと気をつけたいのは、なるべく予算は高く見積もっておくこと。選択肢が広がるのはもちろんですが、高級な時計はアフターサービスなどの面でも安心できます。時計と同じくビジネスに必須のバッグやシューズと比べて、メンテナンス次第で一生使うことができるので、初期投資の元は十分に取れるはず。機械式時計の場合は、あまり複雑なものを選ぶと定期メンテやオーバーホールなどのランニングコストがかさむので、気をつけましょう。
ビジネスウオッチの最新オススメ5選
1:オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」57万2400円/Ref.311.30.42.30.01.005
月に行ったこともある手巻きクロノグラフの名作は、価格が上昇したいまもビジネスウオッチの鉄板。日本のビジネスパーソンに愛用者も多く、会話のネタにもなりやすいです。
2:ブライトリング「コルト オートマティック」37万8000円/Ref.A169B90PCS
ブライトリングといえば、航空時計の名作「クロノマット」や「ナビタイマー」を思い浮かべる人も多いと思いますが、もし若手という立場であれば本機がベスト。ブランドにファンが多いので、オメガと同じく会話のきっかけになってくれるでしょう。
3:タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5 デイデイト」29万7000円/Ref.WAR201B.FC6291
レーシングウオッチとして初代機が開発されてから、50年以上も愛され続けてきた人気モデル。研ぎ澄まされたシンプルなデザインは、いかにも知的で“デキそう”な雰囲気を漂わせてくれます。
4:グランドセイコー「SBGX263」24万8400円
日本人に最適化された腕時計のデザインを職人技で組み上げた国産時計の最高峰。上質なのはもちろんのこと、実は価格帯も幅広く用意されているので、若手から上級職まで選びがいがあります。
5:G-SHOCK「G-STEEL」5万4000円/Ref.GST-B100-1AJF
良い意味でG-SHOCKらしくないデザインで、スーツスタイルにも合わせやすい一本。かっちりした服装を着ない職種の人もつけられる程度のカジュアルさも残した万能選手です。もちろん耐久性は圧倒的。
ほとんどすべての人は、高級時計を買う前に時間をかけて悩んでいます。だから、良い時計をしている人は腕時計に詳しくなりますし、自分が買った時計のことなどを話したくなるもの。腕時計は、時間を知るためだけでなく、コミュニケーションツールとしても役立つわけです。さて、2018年はどんな腕時計で仕事に出かけましょうか?
オメガ https://www.omegawatches.jp/
ブライトリング http://www.breitling.co.jp
タグ・ホイヤー https://www.tagheuer.com/
グランドセイコー https://www.grand-seiko.jp
G-SHOCK http://g-shock.jp