【ユンハンス】創業から100年オーバーの歴史を持つ名門時計ブランドのミドルプライスモデルに要注目
創業から100年と聞くと、非常に歴史のある“老舗”というイメージがある。日本にもそういったメーカーや店舗が数多くあって敬愛の対象とされているが、世界の時計会社にも100年以上の歴史を誇るブランドが存在している。
本連載では、そのような世紀を越えて技術を継承しつつ、手に取りやすいミドルレンジプライスのコレクションを揃えている時計ブランドをピックアップ。第4回となる今回は、ドイツに伝わる時計技術とバウハウスデザインを継承する【ユンハンス(JUNGHANS)】にフィーチャー。最新の注目ウオッチも紹介する。
「ユンハンス(JUNGHANS)」創業年:1861年 |
バウハウスの“機能美”を追求するドイツ時計の老舗
ユンハンスはドイツのシュランベルクで創業した当時、時計パーツの製造に特化したメーカーだったが、1866年からオリジナルモデルを開発したことをきっかけにウオッチブランドへ。20世紀になる頃には従業員3000人以上、年間生産300万本を超える世界的ブランドに成長していた。
電子工学分野にも強く、1972年にはミュンヘン五輪の公式計時を担当。また、1985年に世界初の電波クロックを開発するなど、目覚ましい発展を遂げる。近年では、マックス・ビルのデザインを同社が製作したウォールクロックをルーツとする「マックス・ビル バイ ユンハンス」の人気が継続。より手軽な「メガソーラー」も好評である。
サファイア風防の新採用によって人気上昇中!
「マックス・ビル バイ ユンハンス オートマチック」Ref.027 4700 02 18万5900円
“バウハウス最後の巨匠”と称されるマックス・ビル。彼がデザインしたタイムレスな美しさを継承するベストセラーコレクションに、新しい自動巻きバージョンが誕生した。風防ガラスが従来のヘキサライト製からサファイアクリスタル製に改められ、耐傷性が大幅にアップデートされている。自動巻き(Cal.J800.1)、毎時2万8800振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、カーフストラップ。直径38mm。3気圧防水。
マックス・ビルの伝説的意匠をソーラー駆動で!!
「マックス・ビル メガソーラー」Ref.059/2022.48 17万3800円
日本・イギリス・アメリカ・ヨーロッパの標準電波に対応する電波ソーラーモジュールを、マックス・ビル発案のシンプルなデザインに搭載。完全放電から8分間光に当てると使用可能となり、最大3年のダークパワーリザーブ機能を備える。タイムゾーンの調整はリューズで行う。クオーツ(Cal.J101.85/電波ソーラー)。チタンケース&ブレスレット。直径38mm(厚さ9mm)。3気圧防水。
問い合わせ先:ユーロパッション TEL.03-5295-0411 http://www.europassion.co.jp/junghans/
Text/WATCHNAVI編集部