アンティーク市場でも好評な【ブローバ】の腕時計。2021発表作はコストパフォーマンスに優れる機械式ウオッチ

手に取りやすい価格設定ながら、本格的な機械式時計を展開している【ブローバ(BULOVA)】。アメリカをルーツとする1875年創業の老舗は現在、メカウオッチのエントリーブランドとしても高く評価されている。

そんな注目ブランドが2021年にリリースしたニューモデルを振り返る。

 

アーカイブシリーズの新作は666 FEETのデビルダイバー

「アーカイブスシリーズ オーシャノグラファー “デビルダイバー”」Ref.96B350 8万2500円

2016年から続くブローバのアーカイブスシリーズは、同社が過去に展開した傑作時計から得た着想を、現代風にアップデートして復刻している。2021年は、人気の“デビルダイバー”から新バリエーションがリリース。文字盤の十字や円柱状のインデックス、旧ロゴなどのディテールを41mmケースで忠実に再現した。同コレクションでは初のラバーストラップ仕様であることも見逃せない。

ちなみに、1970年代の伝説的ダイバーズの特徴である666フィート(200m)の防水性能も踏襲。それが黙示録に登場する悪魔の数字であることから“デビルダイバー”という愛称を得たのだった。

スペック:自動巻き、毎時2万8800振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ラバーストラップ。直径41mm(厚さ14.6mm)。20気圧防水。

 

アグレッシブな色使いが街で映えるマリンスタイルモデル

「マリンスター」Ref.98A282 6万3800円

こちらも海がテーマのコレクション。同シリーズはクオーツもラインナップされているが自動巻きモデルも人気で、とくにこの新作は高級感漂うグレイシャーブルーのベゼル、6個のビス、そして快適な装着感を実現するブルーのシリコンストラップを合わせたスポーティなデザインが魅力。スモールセコンドのレッドと、左下の小窓から見えるムーブメントのテンプが絶妙なアクセントになっている。

スペック:自動巻き、毎時2万1600振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(一部グレイシャーブルーPVD加工/シースルーバック)、シリコンラバーストラップ。直径45mm(厚さ13.45mm)。20気圧防水。

 

ブローバ(BULOVA)」を解説

創業年:1875年
創業者:ジョセフ・ブローバ
創業地:アメリカ/ニューヨーク
現CEO:ジェフリー・コーエン

米国で創業後、1960年の音叉式腕時計アキュトロンで電子分野でも高い技術力を発揮し、NASAの宇宙開発にも貢献。ムーブメント&ケースがカーブした時計を2016年に発売するなど、数々の“世界初”を生み出している。

 

問い合わせ先:ブローバ相談室 TEL.0570-03-1390 https://bulova.jp/