東京の空に五輪を描いたブルーインパルスをモチーフとする【シチズン プロマスター】の限定パイロットウオッチ
日本を代表する時計メーカー【シチズン(CITIZEN)】が、スポーツウオッチブランド「プロマスター」より航空自衛隊所属のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」をテーマにした限定モデルをリリースした。希望小売価格は6万3800円~。
歴史的な2機のブルーインパルスがデザインモチーフ
高性能かつ想像性を表現する「プロマスター」は、陸・海・空の各ステージ向けにプロフェッショナルなタイムピースを展開している。今回のニューモデルは、東京五輪開幕式の当日、大会の成功を祈って東京上空に五輪マークを描いた「ブルーインパルス」のロゴや機体カラーをデザインに用いた、パイロットクロノグラフとなっている。
「プロマスター」と「ブルーインパルス」のタッグは1999年までさかのぼり、本機で5回目のスペシャルウオッチの登場で、今回は2モデルが同時に発売された。ひとつはブルーインパルスが現在運用しているT-4のカラーを取り入れた「CB5867-79A」。もうひとつが初代ブルーインパルスのF-86Fの機体色を想起させる「CB5860-43A」である。
いずれもシチズン独自のテクノロジーである光発電エコ・ドライブや時刻の電波修正、ワールドタイム表示などを備えている。外観では文字盤とケースバックにブルーインパルスのエンブレムがあしらわれ、ロゴ入りの専用ボックスに収納されている。
ブレスレットが標準で付いた「CB5867-79A」は、航空自衛隊が信頼性・整備性の高さを評価し、練習機として昭和63年から使用している純国産機のT-4がモチーフ。ブルーインパルスでは平成7年から採用している。機体のシンボルカラー=ブルー・ホワイト・レッドを纏い、とくに印象的なブルーをベゼルに配色した。なお、ケースとブレスレットのステンレススチールはヘアラインとミラーの仕上げを巧みに使い分け、精悍なスタイルの航空クロノグラフとしている。
レザーストラップ仕様の「CB5860-43A」は、CB5867-79Aとスペックは共通であるもののデザインが異なり、前述の通りF-86Fのカラーリングを取り入れている。このF-86Fはブルーインパルスに初めて採用された機体で、1964年開催の東京五輪の開会式で国立競技場の上空に五輪マークを描いた、“ハチロク”の愛称で親しまれた名機である。ブルー&ホワイトを基調とし、F-86F機体下面のようなオレンジを挿し色に、時分針とインデックスにはベージュのオールドカラー夜光を塗布。さらにマット仕上げのステンレススチールケースに味わいのあるカーフレザーを組合せ、ヴィンテージ調に仕上げられている。
問い合わせ先:シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807 https://citizen.jp/
Text/WATCHNAVI編集部