4ストロークエンジンにヒントを得た腕時計「メカニケ・ヴェローチ アイコン」より、ユニークなダマスカス鋼ケースモデルが登場

イタリアのミラノにて創業し、2016年よりスイスのジュネーブへと拠点を移転した【メカニケ・ヴェローチ(MECCANICHE VELOCI)】は、それぞれの都市のエッセンスや技術を融合し、独創的なタイムピースを輩出している。最新作「アイコン ダマスカス」はその名の通り、ケースにダマスカス鋼を使用した力強いイメージのモデルとなっている。

製造に時間を要するダマスカス鋼のため、年産10本という希少性

 

メカニケ・ヴェローチといえば、ひと目でわかる4バルブエンジンのシリンダーヘッドをモチーフとする大胆なデザインで知られている。ガソリンが生み出すモータースポーツの力強さ、そこから生まれる創造性をインスピレーションに、モデル開発を進めてきた。主力のアイコンコレクションは、49mm径の大型ケースとデザインの多様性を軸に、技術面においても完成度を高めている。

そんなアイコンのニューモデル「アイコン ダマスカス」は、優れた耐久性と持続性を備えるダマスカス鋼(古代インドで 開発されたウーツ鋼に端を発した鋼。異種の金属を積層鍛造し、美しい木目模様を表面に浮かび上がらせている)をケースに採用。インパクト絶大のユニークな外装であり、アイコンの独自性をさらに際立たせている。なお、同素材のケースの製造には手間と時間を要するため、年間で10本の限定生産とされている。

本機はケースサイドのミドルパーツに、ブラックDLCコーティングをしたチタニウムリングをセット。これは焼き付き防止のブラックテフロン加工を施した次世代のピストンをイメージしたものだ。搭載キャリバーは、ひとつの自動巻きムーブメントで4つの時刻表示を駆動させる「キャリバーMV8802」。もちろん信頼の100%スイスメイドである。

メカニケ・ヴェローチ「アイコン ダマスカス」 220万円/自動巻き(Cal.MV8802)、毎時2万8800振動、約48時間パワーリザーブ。ダマスカス+チタンケース、レザーストラップ。直径49mm。5気圧防水。年間生産10本

 

問い合わせ先:ロング スロウ ディスタンス 東京 TEL.03-6447-1311 https://www.meccanicheveloci.com/ja/

 

Text/WATCHNAVI編集部