手に取りやすい価格とデザインセンスが光るフランスの時計ブランドが、初のダイバーズ&スリムウオッチをリリース
長く愛用できる腕時計をテーマに掲げている【ミッシェル・エルブラン(MICHEL HERBELIN)】が、この夏に着けたくなる2つの新作のリリースを開始した。ひとつは本格派の自動巻きダイバーズウオッチで、もう一方がスリムなケースの手巻きモデル&クオーツである。
スイスブランドとは異なるアプローチから生まれた独自の魅力
ミッシェル・エルブランは、1947年にスイスとの国境に近いジュラ山脈に抱かれたフランスの町、シャルクモンにて設立された。“長く愛用できる時計を全ての人へ”という創業者のモットーを基本に、流行に左右されない不変的なスタイルとコストパフォーマンスに優れるタイムピースをラインナップしている。
スタイリッシュなままダイバーズにアレンジ
ひとつ目の新作「ニューポート ダイバー オートマティック」は、同社のメンズ向けフラッグシップであるニューポートとしては初のダイバーズだ。舷窓(げんそう/船の船体にある小さな窓)をモチーフにした個性的な外観を生かしつつ、1970年代に流行したクッションフォルムにファセット加工されたケースに、傷が付きにくいセラミック製逆回転防止ベゼル、耐久性とフィット感の良さを両立したFKMラバーストラップ、ねじ込み式のリューズとケースバックを組み合わせて実現した30気圧防水といった、本格的な潜水用機能を備える。ダイアルカラーはニューポートの伝統色であるブルーにグラデーション加工を施したものと、ビジネススーツにもマッチするシックなブラックの2型となっている。
ニューポートをさらにスマートに着けこなす
ふたつ目の新作「ニューポート スリム」は、その名の通り“薄型”にこだわったモデル。同デザインで手巻きとクオーツの2種類を用意している。前者は厚さ7.3mmのケースに、スイスのセリタ社製の手巻きムーブメントを搭載したクラシカルな2針式。価格が11万円台とのことで、流行の兆候のある手巻きウオッチのエントリー機として最適な一本といえよう。
クォーツタイプは手巻き以上にスリムな作りで、厚さ5.85mmを達成。スイスのロンダ社製のクオーツムーブメントを搭載している。見分け方は直径が2mm小さい40mmだということと、シャープな針&インデックスを備えるサンレイ加工のブルーダイアルの6時位置に、「MECANIQUE」(フランス語で、メカニカルの意味)があしらわれていない点だ。
問い合わせ先:オールージュ TEL.03-6452-8802 https://michel-herbelin.jp/
Text/WATCHNAVI編集部