ボール ウォッチ(BALL WATCH)の最新時計は【2500ガウス耐磁】【80時間駆動】【最高級904Lスチール】でアンダー40万円を実現

堅牢かつ実用性に優れる機械式時計作りで、高い信頼と評価を集める【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】より、新開発の自社ムーブメント「キャリバーRR7309-CS」搭載の新作「エンジニア M パイオニア」が登場。2022年1月より全国のボール ウォッチ正規取り扱い店で発売開始となる。価格は39万6000円。

ボール ウォッチらしい機能重視の新自社ムーブメントを搭載

 

20世紀初頭、アメリカ合衆国の鉄道は黎明期にあり、ボール ウォッチは過酷な環境下で働くレイルローダー(鉄道員)たちに鉄道時計を提供し、正確な鉄道運行をサポートしていた。偉大なるこのバックグラウンドは、今なお続くブランドのアイデンティティとなっており、新作「エンジニア M パイオニア」にもその精神が受け継がれている。

本機最大のポイントは、新たに自社開発した「キャリバーRR7309-CS」の搭載にある。パワーリザーブ80時間を誇るボール ウォッチ初の自社ムーブメント「Cal.RR7309-C」をベースとし、ヒゲゼンマイにシリコンを採用。電気絶縁性の特性を持ち、自動車産業、スマートフォン、医療機器などの分野で広く利用されている先進的なシリコンを、ムーブメントの心臓部分にあたるテンプのヒゲゼンマイに使用することで、磁気耐性を大きく向上させた。さらにUV-LIGA(紫外線露光による転写電鋳)プロセスによって成型したニッケル-リン製の脱進機も用い、2500ガウス(約20万A/m)の驚異的な耐磁スペックを実現させている。

スイスの公的機関、COSC(クロノメーター検定協会)の厳しい精度テストをクリアしており、日差精度は-3秒~+4秒内を保証

 

「エンジニア M パイオニア」の魅力は、高性能な自社ムーブメントだけにとどまらない。前述のように優れた耐磁性を獲得したことで、ミューメタル製のインナーケースを内蔵する必要がなく、代わりに裏蓋をシースルーのデザインにすることが可能になった。これで精密ながら端正な表情を魅せる「キャリバーRR7309-CS」を思う存分に堪能できる。

また、デザイン性と実用性を両立させたマットブラックダイアルも秀逸だ。自発光タイプのマイクロ・ガスライトで形作られたアラビア数字インデックスをセットし、その内側に清廉な白文字で24時間表示を、外周にミニッツスケールをあしらった。マイクロ・ガスライトは時分秒針にも備え付けられており、暗闇でも確実に時刻が読み取れる。3時位置には拡大レンズ付きのカレンダー表示を配置。ポリッシュとサテンに美しく仕上げ分けされたケース&ブレスレットは、高硬度で耐腐食性にも優れる最高級の904Lステンレススチールが使われている。

ボール ウォッチ「エンジニア M パイオニア」Ref.NM9032C-S2CJ-BK1 39万6000円/自動巻き(自社製Cal.RR7309-CS)、毎時2万8800振動、約80時間パワーリザーブ。904Lステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット、反射防止処理済みサファイアガラス風防。直径40mm(厚さ13.4mm)。100m防水

 

問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807 https://www.ballwatch.co.jp/

Text/三宅裕丈

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