LEDウオッチの傑作「パルサー」の復刻版【ハミルトン PSR】にフルブラックモデルが追加。BEAMSや直営店で3月11日先行リリース
1892年、アメリカのペンシルバニア州ランカスターで創業した【ハミルトン(HAMILTON)】は、世界初の電池式腕時計である「ベンチュラ」(1969年発売)や世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載する「パン ユーロ」(1971年発売)など、革新的なタイムピースを世に送り出してきた。そんな傑作のひとつが1973年リリースのパルサーの2代目「P2」で、これをモチーフにした復刻版の「ハミルトン PSR」にフルブラック外装&レッドLEDライトのニューモデルが誕生した。価格は13万2000円で、2022年3月11日(金)にBEAMSのハミルトン取り扱い店とハミルトン直営店で先行販売予定(予約はすでに開始)。
2020年に復刻されたPSRをベースに、漆黒の中に鮮烈な赤が映える新バリエーション
ハミルトンのパルサーといえば、1970年に世界初のLEDデジタルウオッチ(コンセプトモデル)をルーツとし、その2年後に待望の製品化を果たした。この初期型は「パルサー P1」と名付けられ、高額だったにも関わらず400本限定という希少性もあり、反響を呼んだ。クオーツウオッチの先駆けという革新性、そして未来的なデザインから、“キング・オブ・ロックンロール”ことエルヴィス・プレスリーを筆頭に、時計コレクターやファッションに敏感な人々に支持されたのである。そして、続く「パルサー P2」も成功を収めたのだった。この伝説的なパルサーを現在の最新技術を用いて復刻したのが、「ハミルトン PSR」というわけだ。
「ハミルトン PSR」は、前述の通り商業的にヒットした「パルサー P2」と同サイズという、オリジナルへのリスペクトを込めた復刻となっている。進化した点はLCDとOLEDのハイブリッドディスプレイの採用で、常時、時刻を表示しているがケース側面のボタンを押すことで、OLEDが点灯してさらに明るく浮かび上がる。たとえば、日中の強い日差しの下でも時刻を読み取りやすいのだ。
今回発表されたBEAMSのハミルトン取り扱い店 & ハミルトン直営店先行販売予定モデルは、1970年代の雰囲気たっぷりな丸みを帯びたクッションケースを、PVD処理を施して漆黒に仕上げ、フルブラックの外観を形成。モード系ファッションを好む人に刺さりそうな、モダンなスタイルの新バリエーションとなっている。
問い合わせ先:ハミルトン/スウォッチグループジャパン TEL.03-6254-7371 http://www.hamiltonwatch.jp/
Text/WATCHNAVI編集部