カシオの本格アウトドアウオッチブランド【プロトレック（PRO TREK）】が「バイオマスプラスチック」を使ったエコロジーなNEWモデルを発表

2022/3/7 21:15

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カシオが持つ最新テクノロジーで野外活動を腕元からサポートするアウトドアウオッチブランド【プロトレック（PRO TREK）】より、同社の腕時計では初となる再生可能な有機性資源を含む「バイオマスプラスチック」を使ったモデルが誕生した。価格は5万7200円～で、発売日は2022年3月25日予定。

文字盤には読み取りやすい太い指針とバーインデックスをセット。暗闇で光る蓄光型のネオブライト、ボタンで点灯する高輝度フルオートダブルLEDライトを備え、野外活動を支える。

カシオ初のサステイナブル素材「バイオマスプラスチック」を採用して環境問題を啓発

カシオプロトレック「クライマーライン」Ref.PRW-61Y-1BJF　5万9400円

カシオプロトレック「クライマーライン」Ref.PRW-61-1AJF　5万7200円

里山をテーマにした日本自然保護協会とのコラボレーションモデルも同時リリース。【プロトレック】と日本自然保護協会のコラボレーションモデル第5弾＝「PRW-51NJ-1JR」も、外装パーツの多くに「バイオマスプラスチック」を採用。同協会が大切にしている日本の里山をモチーフにしたデザインで、裏蓋には絶滅危惧種である「サシバ」があしらわれており、バンドの遊環には日本自然保護協会のロゴマークをプリント

同梱されるクロスバンドはペットボトルなどを原料とした再生PET素材を使用。里山に生息する動植物のイラストをあしらったカモフラージュパターンとなっている。バンドは交換が容易なクイックチェンジ機構付き

カシオプロトレック　Ref.PRW-51NJ-1JR　6万4900円

プロトレック「クライマーライン」の新作「PRW-61」は、カシオの腕時計として初めてケースや裏蓋、バンドの原料に「バイオマスプラスチック」（ケースと裏蓋はヒマシ油、バンドはトウモロコシが原料）を使ったモデルとなっている。同素材は、再生可能な有機資源由来の物質をベースとするプラスチックで、昨今盛り上がりを見せるカーボンニュートラルの視点から開発されたもの。焼却処分した場合でも大気中のCO2濃度を上昇させないなど、環境負荷の低減に繋がるマテリアルとして注目を集める。

「バイオマスプラスチック」は、CO2排出を抑制する効果が期待されている

プロトレックから環境配慮特化のサステイナブルなコレクションが生まれたことは、ブランドイメージに合致するベストな選択と言える。そして当然ながら機能面も抜かりなく、アウトドアシーンに役立つ充実な構成。コンパクトなケースに、方位、気圧／高度、温度を計測できる「トリプルセンサー」、世界6局の標準電波を受信して正確な時刻を表示する「マルチバンド6」、さらにソーラー充電で安定的に駆動させる「タフソーラー」など、多彩な機能を搭載している。

カシオプロトレック「クライマーライン」Ref.PRW-61Y-3JF　5万9400円／クオーツ（電波ソーラー）。バイオマスプラスチックケース、ステンレススチールベゼル（ブラックIP加工）、デュラソフトバンド。縦51×横47.4mm、厚さ14.7mm、質量53g。10気圧防水。2022年3月25日発売予定

PRW-61シリーズ／スペック一覧

●耐低温仕様（－10℃）
●タフソーラー（ソーラー充電システム）
●マルチバンド6（世界6局の標準電波受信）
●トリプルセンサー（方位、高度・気圧、温度の計測）
●ワールドタイム
●ストップウオッチ
●タイマー
●時刻アラーム・時報
●針退避機能
●針位置自動補正
●操作音ON/OFF切替機能
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング
●フルオートカレンダー
●12/24時間制表示切替
●ダブルLEDライト（ホワイト色）
●ネオブライト

問い合わせ先：カシオ計算機お客様相談室　TEL.03-5334-4869　https://protrek.jp/

Text／内山裕太郎