注目のスイスウオッチブランド【ノルケイン】がフェンシング・西藤俊哉選手&プロ山岳ランナー・上田瑠偉選手とのパートナーシップを締結

2018年創業の【ノルケイン(NORQAIN)】は、スポーツ選手と多くのパートナーシップを結んでいる新鋭のウオッチブランド。そんな同社が、2人の日本人アスリートとパートナーシップを締結した。

 

独自の信念を貫く姿勢に共鳴。フェンシング・西藤俊哉選手とのパートナーシップ

2020年の東京五輪 フェンシング日本代表に選ばれた西藤俊哉選手。2014年 世界ジュニア選手権 銅メダル/2017年 世界選手権 個人銀メダル/2017年 全日本選手権 優勝/2021年 東京五輪 団体4位入賞

 

ノルケインが共に頂点を目指すアンバサダーとして、フェンシングの西藤俊哉選手とパートナーシップを組んだ。

西藤選手のフェンシングは、猛攻型。攻めに攻める。5歳のときに目の前の敵を倒すヒーローに憧れてフェンシングをはじめて以来、アグレッシブなスタイルを貫いている。剣を持っているときは勝利への強い執念を感情として出す彼だが、素顔は物腰柔らか。しかし、真っ直ぐ前を向き、にこやかな顔でさらりと熱い言葉を放つ。

「4年に1度しか訪れない大舞台の、しかも一瞬のために人生のすべてを賭けるなんて狂っていると思われるでしょう。それでも、僕は自分の挑戦を成し遂げます」

西藤選手は長野県箕輪町という小さな町の生まれ。フェンシングに出会い、魅せられ、13歳で親元を離れ、エリートアカデミーでの合宿生活を高校3年まで続けた。

「僕はエリートではない。勝てない日々が続き、フェンシングを止めようと真剣に悩んだこともある。部屋に置いているトロフィーも銅メダルや銀メダルがほとんど。強い人の背中を追いかけ続けてきた。人生のほとんどの時間を練習に費やし、試合でも誰よりも声を出して、一番下から這い上がってきました。その集大成が金メダルです」

しかし、“ゴールは金メダルの先にある”と言い切る。

「自分が信じた道を突き進む、素晴らしさ。その自分の歩んできた生き様を多くの人に伝えたいのです。それには金メダルを獲り、自分の生き方に説得力をもたせる必要があると考えています」

西藤選手にとって、ノルケインとの出会いはどのようなものだったのか。

「『My life , My way.』。自分の道を貫き、世界の頂点を目指し続けるというノルケインのメッセージは、自分自身がこれまで戦ってきた想いそのものです。人生の時間のすべてを金メダルのために使うという、自分の決意をノルケインの時計が強めてくれます。僕にとって一番重要なのは同じ想いをもつ人を裏切らないこと。ノルケインがスイス時計の頂点を目指すのであれば、僕はフェンシングの頂点を目指します」

 

頂点を目指すプロ山岳ランナー・上田瑠偉選手とのパートナーシップ

日本を代表するプロ山岳ランナーの上田瑠偉選手。2014年 日本山岳耐久レース 優勝(コースレコード)/2016年 SKYRUNNING世界選手権U-23 優勝/2019年 Skyrunner World Series 年間チャンピオン/2021年 スカイランニング世界選手権 VK種目金メダル、SKY種目銅メダル、コンバインド金メダル

 

ノルケインは、スカイランニング「Skyrunner World Series」年間優勝を成し遂げたプロ山岳ランナー、上田瑠偉選手をNORQAINERとして迎え、パートナーシップを結んだ。

上田選手は中学時代に陸上の中長距離選手としての才能を開花させ、駅伝の名門「佐久長聖高校」へ進学。自身も周囲も、駅伝のトップ選手としての道を突き進むと信じていた。しかし高校時代は怪我の連続に見舞われ、その後は早稲田大学に進学。陸上同好会で競技を続ける中、転機が訪れる。東京~茨城間を走る「柴又100K」レースで5位に入賞。才能を見出され、トレイルランニングの道に挑みはじめる。
その後は圧倒的な脚力で国内の記録を次々と塗り替え、2014年に国内最高峰レース「日本山岳耐久レース」で大会記録を18分も更新し、優勝。国内無敵を誇る唯一無二のランナーとなり、2019年にはアジア人として初めて「Skyrunner World Series」の年間王者を手にした。

急斜面を駆け上りながら、ふと顔をあげた時の景色の素晴らしさ。スイスの山々は氷河が残り、スペインの山々は独特の薄い色彩に包まれていると話す。世界を転戦する上田選手が2022年制覇したいレースの1つが、スイス・ツェルマットを舞台に行われる「マッターホルン・ウルトラクス」。ノルケインはこの大会のオフィシャルタイムキーパーを務めている。

「僕は、山岳ランを夢のあるスポーツにしたい。山岳ランナーがプロとしてきちんとお金を稼ぐことができる道を切り拓いていく。その先駆者となるのは自分しかいないと感じています」

そう語る彼は、マラソンのように長距離のスピードを競うトレイルランニングと、急斜面を駆け登り頂点を目指す垂直方向のスピードを競うスカイランニングのどちらにも参戦。日本初のプロの山岳ランナーとして、未踏のチャレンジを続ける。

 

問い合わせ先:ノルケイン ジャパン TEL.03-6864-3876 http://www.norqain.jp/

Text/WATCHNAVI編集部