【IWCシャフハウゼン】&【ブライトリング】から今冬注目の高級ウオッチをピックアップ

秋から冬にかけても魅力的な腕時計が多数リリースを迎え、市場を盛り上げている。本記事ではスイスの人気ブランド【IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)】と【ブライトリング(BREITLING)】から注目の2モデルを紹介する。

 

<IWCシャフハウゼン>

「パイロット・ウォッチ・マーク XX」のねじ込み式ケースバック。伝統的に飛行機のイラストが刻印されている

世代交代したパイロットウオッチの大定番

クラシックスタイルの航空時計、IWCシャフハウゼンを代表するマークシリーズがおよそ6年ぶりにモデルチェンジを実施し、XXへと移行した。外観もサイズも前作を踏襲するものだが、細部のブラッシュアップが凄い。

注目はムーブメントで、新たにキャリバー32111を採用し、パワーリザーブを強化した。すでにアクアタイマー・オートマティックなどにも使われているメカだけに信頼性が高く、これは正常進化と言っていい。ほかにも防水性能を10気圧へと高めた点や、日付表示を読み取りやすい白背景の黒文字に変わったことが挙げられる。扱いやすい40mm径のまま0.2mmぶんの薄型化も実現。当然、耐磁機能はキープされているので安心である。

また、独自のストラップ交換システム「EasX‐CHANGE」も装備。IWCシャフハウゼンは随一の人気を誇るマークシリーズに、惜しみなく技術を投入している。


IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・マーク XX」 Ref.IW328201 68万7500円

マーク XVIIIに続く新しいパイロット・ウォッチとして発表されたマーク XXは、従来の汎用ムーブメントから新型のキャリバー32111へと変更。パワーリザーブを120時間へと大幅に向上させながら、厚さを10.8mmに収めた。

スペック:自動巻き(Cal.32111)、毎時2万8800振動、約120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、カーフスキンストラップ、両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス風防。直径40mm、厚さ10.8mm。10気圧防水。

 

問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/

 

 

<ブライトリング>

ストラップは、文字盤色に合わせたラバーなどを豊富に取り揃えている

ブライトリングの本命ダイバーズが進化

2022年7月1日、世界同時で発表された新しいスーパーオーシャンは、セールス好調と聞く。どうやらこれまでと一線を画すカジュアルさが受け入れられているようだ。

そのデザインは、マリンスポーツが普及した1970年代にブライトリングが市場に投入し、一世を風靡した「スーパーオーシャン スローモーション」にインスピレーションを得たもの。オリジナルは中央にクロノグラフ計測用の分針を備えた個性的な作りだったが、これをシンプルな3針としつつ、ユニークなデザインを生かした。

そしてブランド初の試み、ブロンズモデルにもご注目! 今後のバリエーション拡大も期待されている。


ブライトリング「スーパーオーシャン オートマチック 44」 Ref.N17376201Q1S1 69万3000円

1970年代の「スーパーオーシャン スローモーション(Ref.2005 Mk2)」をモチーフに、現代的なアレンジを加えた新スーパーオーシャン。複数のサイズや素材、カラーを揃える。こちらはブライトリング初のブロンズケースを纏う44mmモデル。セラミック製トップリングを備える逆回転防止ベゼルを搭載。

スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ブロンズケース、ラバーストラップ、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径44mm、厚さ12.6mm。300m防水。

 

問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/

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