国産時計【オリエントスター】の最新スケルトンモデルはこだわりの自社ムーブメント&外装で価格以上のクオリティ

“輝ける星”と呼ばれる機械式時計を目指し、職人たちの願いを込めて名付けられた【オリエントスター(ORIENT STAR)】。2021年、設立70周年を迎え、本格的に世界進出を果たすなど話題を振りまいている。その最新作は、人気のコンテンポラリーコレクションに最新ムーブメントを搭載したスケルトンウオッチ「スケルトン」だ。価格は34万1000円(税込)で、発売日は2022年11月10日(木)。

精緻なスケルトン文字盤と考え抜かれた外装デザイン

オリエントスターのコンテンポラリーコレクションは、フォーマル過ぎずカジュアル過ぎないデザインが魅力で、外装からムーブメントまでクオリティの高さが評価されてきた。この人気コレクションから生まれた新作「スケルトン」は、2021年にリリースされたクラシックコレクションの「スケルトン」に続く、シリコン製ガンギ車を使った自社ムーブメントを搭載するフラッグシップモデル。製造するエプソンの技術を結集した同最新キャリバーを美しく見せるべく、今回もスケルトンダイアルが採用されている。しかしながら、クラシックコレクションの「スケルトン」からムーブメントやダイアルの磨き具合を変え、より光を帯びる仕上げとなっているのが特徴だ。

もちろんケースやブレスレットも、この価格帯では群を抜く作りといえる。高品質な316Lステンレススチールを採用し、ザラツ研磨による細かな筋目と鏡面仕上げを効果的に施し、程よくエッジを効かせている。とくにブレスレットはこだわりの新設計で、オリエントスターでは初めてピッチの狭いH型のコマを繋ぎ合わせた仕様。これによって従来よりも稼働範囲が広がり、良好なフィット感が得られるようになっている。しかもコマの細部まで、そしてエンドピースまで丁寧に磨き上げられているのだ。

宇宙空間を表現したスケルトンムーブメント「キャリバーF8B61」

ムーブメントは骨格のみを残し、メカニズムを見て楽しめるように工夫が凝らされている。機械式ならではの魅力を凝縮した作りは一貫してのものだが、やはり6時位置のスモールセコンドから見える鮮やかなブルーのシリコン製ガンギ車が最大のトレードマークといえる。クラシックコレクションの「スケルトン」と同じキャリバーF8系に属する最新メカ「キャリバーF8B61」は、地板や受けにグレーのめっき処理を施し、深遠な宇宙空間を表現。天の川銀河をイメージし、エプソンの自社工場で作られる渦巻きの形をなしたシリコン製ガンギ車、彗星を思わせるフォルムのテンプ受けなど、最先端のテクノロジーや職人の手作業による徹底した仕上げによって、パーツ個々が光沢を帯び、宇宙をイメージさせる美しいムーブメントとして成立させている。精度は日差+15秒~-5秒、70時間以上のパワーリザーブを有するなど、美観だけでなく実用性を追求している点も好印象である。


オリエントスター「スケルトン」 Ref.RK-AZ0102N 34万1000円/手巻き(自社製Cal.F8B61)、毎時2万1600振動、70時間以上パワーリザーブ。ステンレスケース(シースルーバック)&ブレスレット(交換用本ワニ皮革ストラップが付属)、両球面サファイアクリスタル風防(SARコーティング)。直径39mm、厚さ10.8mm。重量142g。5気圧防水。2022年11月10日(木)発売予定。

 

問い合わせ先:オリエントお客様相談室 TEL.042-847-3380 https://www.orient-watch.jp/

Text/WATCHNAVI編集部