メイド・イン・ジャパンの最高峰【グランドセイコー】の「44GS 現代デザイン」に白く輝く特別なスチール素材を使ったハイビートモデルが登場

国産時計の最高峰である【グランドセイコー(GRAND SEIKO)】より、「44GS」の誕生55周年を記念するニューモデル「グランドセイコー ヘリテージコレクション 44GS 現代デザイン」がリリースされた。世界最高レベルの耐食性を実現する特別素材「エバーブリリアントスチール」のケースに、革新的なメカニカルムーブメントを搭載。価格は110万円(税込)。

日本の美意識を表現した「セイコースタイル」

「セイコースタイル」とは、最高の精度を目指して誕生したグランドセイコーに、高級腕時計に相応しい外観を与えるべく考案されたデザイン文法で、1967年発表の「44GS」にて確立された。その基盤は日本の美意識。鏡面が放つ光と立体的な造形が落とす影を操作して美を創出するスタイルは、歪みのない平滑で美しい面に磨き上げる「ザラツ研磨」をはじめ、高度な匠の技により実現している。

世界最高レベルの耐食性を誇る「エバーブリリアントスチール」

「グランドセイコー ヘリテージコレクション 44GS 現代デザイン」は、グランドセイコーのレギュラーモデルで初めて、ケースのみならずブレスレットにも世界最高レベルの耐食性を有する「エバーブリリアントスチール」を採用している。磨きをかけることで、白く美しい輝きを放つ。このケースに搭載しているメカが、2020年発表の次世代メカニカルハイビートムーブメント「キャリバー9SA5」。この二つの要素は、誕生55周年を迎えた「44GS」の新境地を切り拓くに相応しい組み合わせといえるだろう。

岩手山からインスピレーションを得た雪解けの情景を描いたダイアル

ユニークな柄のダイアルは、グランドセイコーの機械式モデルが生産されている「グランドセイコースタジオ 雫石」より望める、雄大な岩手山にインスピレーションを受けたもの。繊細な型打ち模様の陰影とシルバーに近い淡いブルーの色調で、春の雪解けを表現している。光が入る角度によって表情が幾重にも変化し、どの瞬間を切り取ってもエバーブリリアントスチールの白く輝くケースと見事な調和を見せる。


「グランドセイコー ヘリテージコレクション 44GS 現代デザイン」 Ref.SLGH013 110万円/自動巻き(自社製Cal.9SA5)、毎時3万6000振動、約80時間パワーリザーブ。エバーブリリアントスチールケース(シースルーバック)&ブレスレット、ボックス型サファイアクリスタル風防(内面反射加工)。直径40mm、厚さ11.7mm。10気圧防水。

 

アジア・パシフィック地域にグランドセイコーの新販売会社を設立

セイコーウオッチは、アジア・パシフィック地域においてグランドセイコーの販売を強化するため、新会社「グランドセイコー アジア・パシフィック(Grand Seiko Asia-Pacific Pte. Ltd.)」を設立した。同社はシンガポールを拠点に、アジア・パシフィック地域でのグランドセイコーの販売、マーケティングを担い、小売り、卸売りの両面でさらなる成長を目指す。なお、著名なラグジュアリーホテルであるマリーナ・ベイ・サンズ(シンガポール)に同国初のグランドセイコーブティックをオープン。その運営も担う。

世界的に高級時計市場は堅調。グランドセイコーも新会社設立を機に、アジアを含め全世界においてブランドの価値向上を図ってゆく。メイド・イン・ジャパンの最高峰ブランドのグローバル戦略に注目が集まる。

 

問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 Tel.0120-061-01 https://www.grand-seiko.com/jp-ja

Text/WATCHNAVI編集部

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