【ローマン・ゴティエ】が至高の輝きを放つプラチナケースの最新手巻きウオッチ「コンティニュアム プラチナ エディション」を発表
2005年にスイスのジュウ渓谷で創業し、少数生産体制のもと、本格派の高級時計を生み出すマイクロブランド【ローマン・ゴティエ(ROMAIN GAUTHIER)】。2021年リリースの人気コレクション「コンティニュアム」のプラチナケースバージョンとなる、新作「コンティニュアム プラチナ エディション」を発表した。価格は1287万円(税込)。
気品と希少性を兼ね備えるプラチナケースモデル
「コンティニュアム プラチナ エディション」は、これまでの「コンティニュアム」とは異なる個性を持つ一本。この新作についてブランドは、
「デザインはカジュアルですが、洗練された資質を持つ新しいエディションはエレガンスとモダン、伝統と現代の調和であり、一本の時計の中に“進化する伝統”のすべてが集約されている」
と語る。3針ウオッチでありながら、際立った白い輝きを放つプラチナケースが贅沢だ。その内部には18Kホワイトゴールド製のムーブメントが収められている。
文字盤のデザインにもこだわりが詰まっている
本機はサンドブラスト加工のグレーとブルーの2種類の文字盤をラインナップしており、その文字盤から針、インデックスまで素材に18Kホワイトゴールドが使われている。時分針はユニークなオフセンター配置で、インデックスは徐々に細くなっているタイプ。7時位置のスモールセコンドは5秒毎の目盛りがユニークで、デザイン上のアクセントになっている。
ブランドの創業者、ローマン・ゴティエ氏のコメント。
「時計を製造する中でよく見るような『囲まれて閉じた円形』より、開かれて風通しのよいダイアルにしたいと思っていました。ダイアル上でインデックスを伸ばしたラインは軸に向かって徐々に細くなり、やがてほとんど見えないくらいの点になるというイメージです。これこそ“連続性”そして“自由”という考えを強調しています」
ベゼルで2つの光のコントラストを演出
ベゼルもプラチナ製。その幾何学的な形状も本機のハイライトといえる。ベゼルは丸みのある面をつくるために、まずラウンドシェイプに機械加工され、次にベゼル表面の6か所を真っすぐにカット。この過程を経てできる水平な6つのファセットにポリッシュ加工を行い、光の反射よってベゼルに華やかな光沢をもたらす一方で、残りをサテン仕上げとして和らぐ光を生み出す。見事なまでの光のコントラストと言えよう。ちなみにこのファセット加工は、サファイアクリスタルバックケースにも施されている。
操作性向上のためリューズは2時位置
巻き上げと時刻設定を行うリューズは、手首の動きを妨げないためにケースの2時側面にレイアウト。なお、このフルーテッド(溝彫り)加工されたリューズもプラチナ製で、付属のグレーラバーリングを装着できる。また、ローマン・ゴティエ独自のスネイルカム採用のストップセコンド機構、18Kホワイトゴールド製のブリッジ、渦巻き状の模様(スネイリング)や円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)といった印象的な装飾が見物の自社製ムーブメントを搭載している。
ローマン・ゴティエ「コンティニュアム プラチナ エディション」 Ref.MON00550 1287万円/手巻き(自社製キャリバー)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)、グレーラバーストラップ。サファイアクリスタル風防(無反射加工)。直径41mm、厚さ9.55mm。重量149g。5気圧防水。
ローマン・ゴティエ「コンティニュアム プラチナ エディション」 Ref.MON00551 1287万円/手巻き(自社製キャリバー)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)、グレーラバーストラップ。サファイアクリスタル風防(無反射加工)。直径41mm、厚さ9.55mm。重量149g。5気圧防水。
問い合わせ先:スイスプライムブランズ TEL.03-4360-8669 https://www.romaingauthier.com/
Text/三宅裕丈