試着レビュー付き『ジェイソン』のニックネームで呼ばれた【G-SHOCK】が取り外し可能なベゼルやスマホリンク機能を備えて復刻

G-SHOCK】が2023年リリースの注目コレクションとして、1994年誕生のNEXAX(ネグザクス)DW-001シリーズの復刻版「G-B001」シリーズを発表した。カプセルタフという当時の斬新なコンセプトを受け継ぎながら、樹脂製のベゼルパーツを自在に取り外せる特殊な構造を備えている。交換ベゼル付きモデルを含め、まずは3型が2023年1月27日に発売される予定。

「カプセルトイ」に着想した精密設計の取り外し可能な樹脂ベゼル

 

1994年に発売されたDW-001は、カプセルタフのコンセプトをもとに開発されたシリーズで、それまでのG-SHOCKのゴツゴツした無骨なフォルムとは一線を画していた。曲面を基調とするソフトな印象の新感覚G-SHOCKとして人気を博したのだ。この伝説的なシリーズのデザインコードを踏襲しつつ、進化させたのが新作「G-B001」である。本機はモジュールを包み込むような外装パーツにひと工夫があり、耐衝撃性以外に“開ける瞬間の楽しみ”も備えている。これは「カプセルトイ」をヒントとする着脱可能な樹脂ベゼルのことで、カーボンコアガード構造のケースと組み合わせることで、趣味嗜好から着用シーン、ファッションコーディネートに合わせてベゼルデザインを選ぶ楽しみを提案している。


左が1994年発表のオリジナル「DW-001J-9」。『ジェイソン』のニックネームで愛された。この伝説的なG-SHOCKを復刻したのが、右の新作「G-B001MVE-9JR」

 

「カプセルトイ」はカプセルケースの中に何が入っているのか、開ける際のワクワク感が堪らなく楽しい。これをG-SHOCKで表現するべく、樹脂ベゼルを取り外すとカシオが得意とするIP処理を施したメタルベゼルが現れる構造になっている。メタルベゼルは部位ごとにヘアラインやミラーの加工を施し、質感が高められている点も見逃せない。また、DW-001シリーズの樹脂ベゼルのツートンカラーも再現。とりわけイエローボディの「G-B001MVE-9JR」が印象的で、レインボーIP加工のメタルベゼルを備え、ここに被せる2種類の樹脂ベゼルと交換用バンドが同梱。全12通りのデザイン変更ができるモデルとなっている。


G-SHOCK「G-B001MVE-9JR」 4万4000円/クオーツ(Bluetooth搭載)。樹脂+カーボンケース、ステンレススチールベゼル(レインボーIP加工、装着用樹脂ベゼル2個が付属)、樹脂バンド(交換用樹脂バンドが付属)。縦50.3×横47mm、厚さ18.7mm。重量75g。20気圧防水。2023年1月27日発売予定。

 


G-SHOCK「G-B001MVA-1JR」 3万4100円/クオーツ(Bluetooth搭載)。樹脂+カーボンケース、ステンレススチールベゼル(シルバーIP加工)、樹脂バンド。縦50.3×横47mm、厚さ18.7mm。重量75g。20気圧防水。2023年1月27日発売予定。

 


G-SHOCK「G-B001MVB-8JR」 3万3000円/クオーツ(Bluetooth搭載)。樹脂+カーボンケース、ステンレススチールベゼル(ゴールドIP加工)、樹脂バンド。縦50.3×横47mm、厚さ18.7mm。重量75g。20気圧防水。2023年1月27日発売予定。

 

G-B001シリーズ共通/搭載機能一覧

●耐衝撃構造(ショックレジスト)
●モバイルリンク機能(CASIO WATCHES対応)
●ワールドタイム
●ストップウオッチ
●タイマー
●時刻アラーム・時報
●LEDバックライト(スーパーイルミネーター、ホワイト色)
●フルオートカレンダー
●12/24時間制表示切替
●操作音ON/OFF切替機能
●LEDバックライト(ホワイト色)

 

問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://gshock.casio.com/jp/ ※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。

Text/WATCHNAVI編集部