リオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドを起用した刺激的な【ルイ・ヴィトン】の広告
腕時計でも存在感を示しているラグジュアリーブランド【ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)】の広告キャンペーン「Victory is a State of Mind」(ビクトリー・イズ・ア・ステート・オブ・マインド)では、先ほど終幕を迎えたFIFAワールドカップ カタール大会で明暗を分けたサッカー界の2大スター、リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)とクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)による“競演”が実現。フランス発の世界的ブランドだからこそ成し得た、大胆かつ歴史的なビジュアルとなっている。
注目を集め続けるルイ・ヴィトンの広告展開
ルイ・ヴィトンは、そのエレガントかつ上質なコレクションのみならず、ブランドイメージを強力に訴求する広告展開も注目を集めている。最近では、人気ウオッチシリーズ「タンブール」の誕生20周年を記念し、オスカーに9度ノミネートされるなどハリウッドを代表するアメリカ人俳優ブラッドリー・クーパーをアンバサダーとして起用し、大きな話題を集めた。
広告キャンペーン「Victory is a State of Mind」では、21世紀を代表するサッカー界のスーパースター、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの二人を同時起用。ルイ・ヴィトンの定番アイテムのひとつであり、市松模様のデザインを特徴とするダミエのアタッシュケースをチェス盤に見立て、二人がゲームに興じる姿がキービジュアルとして用いられている。この写真はジョン・レノン、ザ・ローリング・ストーンズ、デミ・ムーアといった数多くのスターの撮影を行ってきたアメリカ人写真家、アニー・リーボヴィッツが担当している。
サッカー界のレジェンドの競演は2回目
ルイ・ヴィトンは2010年のキャンペーンでは、ペレ、マラドーナ、ジネディーヌ・ジダンが卓上サッカーゲームに夢中になっている姿を捉えた写真をキービジュアルとして使用した過去がある。今回のリオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドの競演も、この偉業に続く歴史的なサプライズ。どちらが世界最高のプレーヤーなのかと議論されてきた永遠のライバルである二人が、ピッチではなく、ルイ・ヴィトンのビジュアルの中で競い合うというのは、ファンにとって強烈なインパクトを与えたに違いない。今後、この2名がルイ・ヴィトン製タイムピースを着用しているビジュアルの登場などにも期待したい。
問い合わせ先:ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL.0120-00-1854 https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
Text/三宅裕丈