【IWC】や【オメガ】が争う人気順位に【パルミジャーニ・フルリエ】が食い込む大健闘!! 「2022年発表の新作ウオッチ」を投票でランキング
時計専門誌『ウオッチナビ』では、毎年年末号で人気時計をあらゆる角度からランキングにして紹介する大特集を組んでいる。順位付けのデータは当サイト『WATCHNAVI Salon』で募ったアンケートをベースにしているため、その年の人気時計を把握できるようになっている。
本記事では最新号(Vol.88)のランキング特集より、話題をさらった「2022年発表の新作ウオッチ」のベスト5を公開。併せて投票者やショップの声も紹介する。
【No.5】オメガ「シーマスター ダイバー300M」
オメガ「シーマスター ダイバー300M」 Ref.210.30.42.20.10.001 79万2000円
オメガダイバーズの人気定番にグリーンのバリエーションが新加入。グリーンセラミックベゼルに白いグラン・フー エナメルの目盛りを配し、グリーンのセラミックダイアルと併せてポリッシュに仕上げた。グリーンラバーストラップも選択可能。
スペック:自動巻き(自社製Cal.8800)、毎時2万5200振動、55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、セラミックベゼル。直径42mm、厚さ13.56mm。300m防水。
●投票者のコメント
「ダークグリーンのベゼルとダイアルが渋い。実物見ましたがスーツスタイルでも違和感なしです。欲しい!」(MIKIYAさん)
問い合わせ先:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400 https://www.omegawatches.jp/ja/
【No.4】タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 ガルフ スペシャルエディション」
タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 ガルフ スペシャルエディション」 Ref.CBL2115.FC6494 89万6500円
映画『栄光のル・マン』で主演のスティーブ・マックイーンがドライブしたポルシェ・ガルフ917Kをイメージしたカラーリング。2018年に初めて製作されて以来、ガルフのアイコニックなレーシングカラーはモナコにとって重要な存在となっている。
スペック:自動巻き(自社製Cal.ホイヤー02)、毎時2万8800振動、約80時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフストラップ。縦横39mm。100m防水。
●ショップの評価
「ブルーとオレンジでお馴染み。今作は初の自社ムーブメントを搭載」(ISHIDA WATCH ららぽーと TOKYO-BAY/高橋由紀さん)
問い合わせ先:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054 https://www.tagheuer.com/jp/ja/
【No.3】パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF GMT ラトラパンテ」
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF GMT ラトラパンテ」 Ref.PFC905-1020001-100182 386万1000円
普段はホワイトゴールド針(現地時間)がローズゴールド針(本国時間)の上に重なり、2針のように見えるエレガントなGMTモデル。8時位置のプッシュボタンを押せば、シルバー針が1時間ずつ進み、第2時間帯を表示する。高度な機能をシンプルなデザインと操作性に結実させたことで高い評価を得た。また、元ブルガリ時計部門責任者のグイド・テレーニ氏がパルミジャーニ・フルリエの新CEOに就任して最初に手がけたコレクションという点も見逃せない。
スペック:自動巻き(自社製Cal.PF051)、毎時2万1600振動、約48時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット、プラチナベゼル。直径40mm、厚さ10.7mm。6気圧防水。
●ショップの評価
「世界初のコンプリケーション搭載で、この厚さと着け心地の良さ。ミラノブルーのダイアル配色も抜群」(オロジオ/永尾知己さん)
問い合わせ先:パルミジャーニ・フルリエ メール:pfd.japan@parmigiani.com https://parmigiani.com/ja/
【No.2】IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・マークXX」
IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・マークXX」 Ref.IW328202 85万2500円
先代マークⅩⅧと同じ40mm径の使いやすいサイズに、120時間駆動の自社ムーブメントを搭載して2022年夏季に登場。視認性に優れるマットなブラックダイアル&ホワイトインデックスに、新たにポリッシュ仕上げを施したベゼルが高級感を添える。長い歴史を持つ航空時計の象徴的存在で硬派なイメージを持つが、新世代の本機で新たなユーザーを獲得している。
スペック:自動巻き(自社製Cal.32111)、毎時2万8800振動、120時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径40mm、厚さ10.8mm。10気圧防水。
●ショップの評価
「1948年の誕生から現在に続く伝説の航空時計が、さらなる進化を遂げた美しい姿に注目です」(HF-AGE 仙台店/推野智子さん)
●投票者のコメント
「ケース径や文字盤デザインは踏襲しつつ、若干のケースのデサイン変更やカレンダー位置の調整は見事です」(masahiro6170さん)
問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868 https://www.iwc.com/jp/ja/
【No.1】ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 41」
ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 41」 Ref.AB0139211G1P1 111万1000円
初代機から続く基本デザインを踏襲しながら、すべてのディテールを突き詰めた新ナビタイマー。サテン&ポリッシュのケースは3サイズが用意され、41mmはラインナップ中もっとも小さい径となる。やや平らになった回転計算尺とドーム状のサファイアクリスタル風防がレトロな魅力をアピール。多彩なカラーバリエーションも票を集めた理由だ。
スペック:自動巻き(自社製Cal.01)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、アリゲーターストラップ。直径41mm、厚さ13.6mm。3気圧防水。
●ショップの評価
「自社製キャリバー01搭載の41mmナビタイマーが追加され、当店にも数多くの喜びの声が!」(ティットコレクション福井店/鈴木翔吾さん)
●投票者のコメント
「細部を見るほどに前世代機とのディテールの違いがわかって、しっかり熟成を重ねてきたことに喜びを感じた」(D.Sさん)
問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/
※価格はすべて記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。本記事は『ウオッチナビ 2023 Winter Vol.88』より抜粋・編集しています。