売れ筋ウオッチの定番文字盤カラー(白・黒・青)の人気順をブランドに聞いた 「アイコン オートマティック」など3モデル
腕時計の文字盤の定番カラーといえば、ホワイト(シルバー)、ブラック(グレー)、そして急速にシェアを拡大しているブルーがイメージされる。実際はどの色が売れているのか、日本国内でも好調なブランド3社に尋ねた。
モーリス・ラクロア(MAURICE LACROIX)「アイコン オートマティック42mm」
どんなシーンにも合うアイコンカラーのブルーが定番
「アイコンコレクションは、ブルーが定番かつベストセラーです。手頃な価格帯ながらスイス製の高品質なモデルとして機械式時計に興味を持ち始めた方や、新社会人が初めての機械式としてお選びいただくことが多いようです。ブルーなら色の主張が強すぎず、カジュアルにもフォーマルにも合うので、基本の1本としてもお薦めです」
モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック42mm」 Ref.AI6008-SS002-430-1 24万7500円
往年のベストセラー「カリプソ」の後継機として2016年に誕生して以来、世界的なヒットを続けるアイコン。サンブラッシュ仕上げのクル・ド・パリ装飾ダイアルと、ケース一体型ブレスレット、6つの爪を備えたベゼルがスタイリッシュだ。イージーストラップ交換システムを搭載。
スペック:自動巻き(Cal.ML115)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm、厚さ11mm。20気圧防水。
問い合わせ先:DKSH MES ジャパン メール:cg.csc1@dksh.com https://www.mauricelacroix.com/jp_ja/
ユンハンス(JUNGHANS)「マイスター ハンドワインド」
一番人気はクラシカルな意匠に合うホワイトです
「一番人気なのは、やはりホワイトです。時計がクラシカルでシンプルなので、どんな場面でも着用できる白の人気は根強いですね。次に続くのが、僅差でブルー。ブラウンストラップとのコンビネーションも良く、ファッションに気配りされている方、また、すでにホワイトダイアルの時計をお持ちの方が選ばれるようです」
ユンハンス「マイスター ハンドワインド」 Ref.27 3200 02 23万6500円
1936年に発表されたマイスターシリーズの意匠を、よりモダンに仕上げたドイツ時計。従来はプレキシガラス風防だったが、2022年からサファイアクリスタルに改良。ブラックの設定はなく、代わりにアンスラサイトグレーがラインナップされている。
スペック:手巻き(Cal.J815.1)、毎時2万1600振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、ホーススキンストラップ。直径37.7mm、厚さ7.3mm。3気圧防水。
問い合わせ先:ユーロパッション TEL.03-5295-0411 http://www.europassion.co.jp/junghans/
フォルティス(FORTIS)「マリンマスターM-40」
フォルティスのイメージは無彩色のグレーやホワイト
「ホワイト、グレー、ブルー、グリーン、オレンジという5色のラインナップで、当初はトレンドのブルーかカラフルなグリーンが人気を呼ぶのではと予想していました。ですが現時点ではグレーやホワイトの無彩色が若干ではあるものの動きが良いようです。これはおそらくブランドイメージ的なものだと思っています」
フォルティス「マリンマスターM-40」 Ref.F8120005 38万5000円
2022年、自然をイメージした5色が同時リリースされて話題に。リサイクルしたステンレススチールをケースに採用し、サイドをブラックPVDで仕上げた逆回転防止ベゼル搭載のアウトドアウオッチだ。FORTISロゴの「0」のパターンを配した文字盤が個性を主張している。
スペック:自動巻き(Cal.UW-30パフォーマンス)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。リサイクル ステンレススチールケース、ラバーストラップ。直径40mm、厚さ12.2mm。30気圧防水。
問い合わせ先:ホッタ TEL.03-5148-2174 https://www.fortis.jp/index.html