祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.12【1994年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第12話。

今回は、ウレタン樹脂素材の新たな耐衝撃素材がデビューした1994年を振り返る。

 

1994年:カプセルタフの新耐衝撃構造を採用

1994年は、G-SHOCK人気を押し上げた映画「スピード」が公開された年。主演のキアヌ・リーブスが私物のDW-5600C-1Vを着用したことで、「スピードモデル」と呼ばれ、人気を博した。そしてファッションでは、クラブミュージックの人気の影響もあり、70年代調のファッションが人気に。古着屋も全国各地に増加し、キャスケットやベレー帽、オデコ靴、スカーフなど小物使いにこだわる若者も急増した。

裏蓋を含むすべてのケースをウレタン樹脂でカバーする“カプセルタフ”の新耐衝撃を搭載した。新型ショックアブソーバを装着したことでウレタンバンドが裏蓋を守る役目から解放され、クロスベルトが装着されたモデルも登場した。

 

DW-6400C-1/通称「ガンダム」。ベゼルにメタルパーツを採用した。1月発売。当時の価格1万4000円(税込)。

DW-6100DW-9/初代イルカ・クジラモデル。温度センサーを搭載していた。5月発売。当時の価格1万5000円(税込)。

DW-6300-9/ISO規格200m防水フロッグマンのイエローカラー。限定モデル。7月発売。当時の価格1万8000円(税込)。

DW-002BJ-6/グレーとブラックを基調に、パープルが際立つクロスベルト仕様。11月発売。当時の価格1万3000円(税込)。

DW6630B-2/プロテクター付きフォックスファイアーのブルー仕様。11月発売。1万1000円(税込)。

 

Text/WATCHNAVI編集部