祝 誕生40周年!G-SHOCKカウントダウン連載Vol.14【1996年】
誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第14話。
今回は、スケルトン仕様のイルクジやフルメタルのMRGが登場した1996年を振り返る。
1996年:イルクジ第2弾とラバコレ1stが大ヒットした
1996年は、たまごっちの発売やプリクラが小中高生を中心に人気となった。ファッションでは、篠原ともえのポップなカラーとディテールにハイテンションのキャラクターがティーンズの間で大ブレイク。“シノラー”と呼ばれ、奇抜なカワイイファッションが流行した。また、ルーズソックスのブームをきっかけに、各企業が「女子高生マーケティング」に注力するようになった。
そのような中、イルクジモデルの第2弾とラバコレ第1弾が大ヒット。樹脂でしか採用されていなかった耐衝撃構造をフルメタルで実現したMRG-10が登場し、モード系デザインのG-COOLがパリ・ミラノでデビューするなどG-SHOCKのタフネスとファッションの融合も進んだ。
DW-6900K-8CT/第5回イルカ・クジラ会議記念モデル。初のスケルトン仕様。3月発売。当時の価格1万3000円(税込)。
DW-5600ED-8/DW-5600にELとプロテクターを搭載。プロテクターをグレーボディに合わせた精悍なスタイルがストリートで絶賛された。8月発売。当時の価格1万2000円(税込)。
MRG-100T-8/フルメタルボディで耐衝撃性を初めてクリアしたMR-G。ケースとブレスレットはチタン製。11月発売。当時の価格5万円(税込)。
AW-5000UA-1E/ユナイテッドアローズとのコラボレーションモデル。10月発売。当時の価格1万4000円(税込)。
GT-000BJ-7/全く新しい流線形のフォルムを纏った「Gクール」が誕生。11月発売。当時の価格1万8000円(税込)。
Text/WATCHNAVI編集部