祝 誕生40周年！G-SHOCKカウントダウン連載Vol.29【2011年】

誕生40周年を迎えた“落としても壊れない時計”【G-SHOCK】の軌跡を、アニバーサリーイヤーにちなんで1983年の誕生年から1年ずつ、その年の時代背景と共に振り返る全40回の連載、第29話。

今回は、時計としての完成度を追求した2011年を振り返る。

 

2011年：高機能化したマッドマンやスカイコックピットを開発

2011年は、女子サッカーのなでしこジャパンがW杯で初優勝を果たした。また、全国の児童養護施設にランドセルや寄付が行われた「タイガーマスク運動」、プロボクサーの井岡一翔選手が日本人最短のプロ7戦目で世界王者になった年。当時のファッションは、東京ガールズコレクションとモテ系女子大生の時代となり、花柄のミニスカート、レース、サンダルなど女の子らしさ満開ファッションが人気となった。

この年のG-SHOCKは、マッドレジスト構造のケースにタフソーラーとマルチバンド6、方位と温度が分かるツインセンサーを搭載した新しいマッドマンGW-9300が誕生した。前年のスカイコックピットのモデルにはアナログ仕様になったGW-4000が追加されるなど、新世代の魅力的なモデルが揃った。

 

GW-3500BB-1AJF／耐遠心重力を備えるスカイコックピットのアナデジ。2月発売。当時の価格3万8000円（税込）。

GDF-100-1BJF／漆黒のボディにサークルディスプレイのオレンジが斬新なモデル。3月発売。当時の価格1万7000円（税込）。

GD-100HC-4JF／LED式のスーパーイルミネーターを採用したハイパーカラーズ。5月発売。当時の価格1万3000円（税込）。

DW-6900SN-4JF／G-SHOCKのスタンダードな3つ目のマットダイアルシリーズ。7月発売。当時の価格1万2000円（税込）。

GA-110FC-2AJF／ビビットでインパクトのあるクレイジーカラーズの新作。11月発売。当時の価格1万5000円（税込）。

 

Text／WATCHNAVI編集部