<取材協力>
スピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiya
2024年、創業140周年を迎えた【ブライトリング(BREITLING)】は、1980年代後半から始まった機械式時計ブームを牽引したブランドの一角で、日本でも根強い人気を誇る。その経緯から国内の主要都市には、ブライトリング正規取り扱い店が必ずといえるほど存在する。本連載では、それらの店舗をWATCHNAVI Salon編集長・山口が訪ね、ブライトリングが愛され続ける理由を探る。今回は、和歌山県和歌山市の「スピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiya(oomiya 和歌山本店)」を訪問。
機械式時計の魅力を知るきっかけはブライトリングだったという声
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国内最大級の正規時計店グループであるoomiyaは、和歌山本店のほか心斎橋店(大阪)、京都店、仙台店、鹿児島店を出店しており、ブライトリングと密接な関係を築いてきた。2001年にブライトリングより日本公認販売権利を取得して正規取り扱いをスタートさせ、現在では大阪と京都にあるブライトリング ブティックの運営もoomiyaが担当している。oomiya 和歌山本店内にショップ・イン・ショップ形式で設置されたスピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiyaは、ブライトリングの世界観を演出した専用のコーナーと豊富な品揃えが魅力だ。販売スタッフの川﨑さんは、oomiyaとブライトリングの関係性を次のように語る。
↑スピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiya(oomiya 和歌山本店)の川﨑さん
(川﨑さん)「oomiyaは、旧店舗となる岩出店の時代(2001年)からブライトリングを正規販売してきました。阪和自動車道・和歌山ICを降りてすぐの立地に移転し、oomiya 和歌山本店へと生まれ変わった2007年に、西日本初としてスピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiyaが誕生し、現在に至ります。およそ四半世紀も取り扱っていることと、いつの時代も時計としてのクオリティが高いことから多くの方にブライトリングをご購入いただいてきた実績がございます。当店でお買い求め下さったブライトリングを今も大切にお使いいただいているユーザー様とお会いするのは本当に嬉しい限りです」
先述のように、機械式時計ブームの立役者の一社がブライトリングであり、日本においてはoomiyaのような全国の正規販売店が2000年代に架け橋となってブライトリングを各地域へと届けた。その背景からブライトリングとoomiyaは相思相愛の関係にあり、多くの時計ファンを生み出す原動力となって、時計文化そのものも伝えてきた。
「お付き合いの長いお客様でブライトリングをご愛用いただいている方の多くが、時計にこだわりを持ち、とても詳しいという印象を持っております。現在40代か50代の方は、20代または30代の頃に初めての機械式時計としてブライトリングを選んでいただいたわけですが、接客の中で当時のことをお話しくださることも多々あります。私が知らない時代のoomiyaのことや、当時の時計のトレンド、流行っていたカルチャーなどを聞かせていただくことはとても勉強になりますし、大変有意義なひと時を過ごさせていただいています。ブライトリングユーザーの方とはそのようなお話しで盛り上がることが多く、それもブライトリングの魅力なのかもしれません」
ブライトリングが趣味性の高い機械式時計であると再確認
oomiyaと20年来の信頼関係にあるユーザーたちもブライトリングの成長を見つめてきた。ここ数年に限っても、実用時計である基本コンセプトを貫きながら、カジュアルに着こなす感覚のスマートなデザインのコレクションが増えてきたと感じているようだ。
「ご着用いただくだけで気持ちが明るくなるような、魅力溢れるカラーバリエーションも近年は生まれていますし、サイズも複数種類がラインナップされるようになっています。ユーザー様にもこれらは好意的に受け取られ、2本目、3本目のブライトリングとしてもお選びいただいております。例えばこちらのスーパーオーシャン オートマチックは、36mm径のユニセックスサイズと42mm径のメンズサイズのご用意がございます。パートナー様とのセットでペアウオッチとして、36mm径モデルならばシェアウオッチとしてもご利用いただける大きさといえます。夏に向けてカジュアルな装いに映えるダイバーズウオッチをお探しの方にぴったりです。ラバーストラップもホワイトのためインパクトが強い印象ではあるものの、ご試着いただくと意外と気に入っていただけることが多々あります」
Recommend Watch① ブライトリング「スーパーオーシャン オートマチック 42 ジャパン エディション」
「本格的なダイビングに適応する堅牢なダイバーズウオッチを、エレガントなホワイトワントーンにまとめた日本限定販売モデルです。ラバーストラップを用いたスポーティなスタイル、傷や変色に強いホワイトセラミックのインレイが付いた逆回転防止ベゼル、クロノメーター取得の信頼性の高い自動巻きムーブメントなどは、ひと周り小さい36mm径モデルと共通となっています」
スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ラバーストラップ、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径42mm、厚さ12.56mm。300m防水。
ブライトリング「スーパーオーシャン オートマチック 36」
「細い腕にもフィットしやすいミドルサイズモデルで、女性のお客様からも大変好評です。艶のあるホワイト文字盤に、ポリッシュ仕上げの縁取りによって立体感を出したインデックスと、力強い個性的な形状の針によって高い視認性を実現しています。これらに備えられたスーパールミノバ夜光で、暗闇でも時刻をスムーズに読み取れます」
スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング17)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ラバーストラップ、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径36mm、厚さ12.21mm。300m防水。
人気の高いクロノマットならば最新のチタン製がお薦め
川﨑さんがもう1本、近年のブライトリングで注目すべきモデルとしてピックアップしたのが高度な技術でチタン外装を実現したクロノマットである。
「現行のクロノマットは、円柱状のパーツを繋いだルーローブレスレットが特徴のひとつです。ケースから段差なく繋がるこの個性的なプロポーションが支持を集めていますが、よりライトウェイトなバリエーションとしてオールチタンモデルが2024年6月に追加されました。パイロットウオッチをルーツとし、オニオン型リューズや楕円形のプッシュボタン、逆回転防止ベゼルなどの複雑なディテールもチタンで統一されています。しかも外装に施されたサテン仕上げとポリッシュ仕上げも非常に丁寧で、上品な印象を与えます。まさにブライトリングの造形技術を証明する逸品ですし、デイリーユースにおいて軽さがもたらす快適さを実感できるクロノグラフといえます」
Recommend Watch② ブライトリング「クロノマット B01 42」
「昨今のニーズもあり、各ブランドからブレスレットウオッチが登場していますが、その中でもクロノマット B01 42のチタンバリエーションは要注目作です。複雑な造形をチタンで可能にしたわけですし、高級感が漂う仕上げも魅力です。チタン特有の鈍い色合いではなく、手の込んだ表面加工によってステンレススチールに近い輝きを放ちます」
スペック:自動巻き(Cal.ブライトリング01)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)&ブレスレット、ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタル風防。直径42mm、厚さ15.1mm。200m防水。
水辺のアクティブな遊びにもブライトリングなら安心
川﨑さんが選んでくれたブライトリングのレコメンドウオッチはいずれも、十分な防水スペックを備えたうえで頑丈な作りであり、オフのひと時に楽しみたいデザインの時計だ。これには明確な理由があった。
「当店のお客様には、休日にだけ時計を着用される方も多くいらっしゃいます。和歌山は自然が豊かですし、オートキャンプやハイキング、水辺のレジャーなどをして過ごされるお客様もいらっしゃいます。こうしたアウトドア派やアクティブな方も安心してご利用いただける本格時計の候補となると、ブライトリングが有力な候補となります。ご購入後のメンテナンスやアフターサービスも充実しているため、oomiyaとしても強く信頼している特別なブランドです。専門知識を持ったスタッフがご案内いたします。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております」
「ブライトリング ノベルティ プレゼント」■開催期間:本記事の公開後から1か月間(2025年7月19日まで)の予定
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〈スピリット・オブ・ブライトリング 和歌山 by oomiya(oomiya 和歌山本店)〉
住所:和歌山県和歌山市栗栖755-1
TEL:073-474-0038
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜
◆〈ブライトリング デイ〉を開催予定◆
■開催期間:2025年6月28日(土) ・29日(日)
■特典内容:イベントならではの特典を用意。詳細はoomiya 和歌山本店まで。
oomiya 和歌山本店の公式サイトはコチラ>>>
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Text/山口祐也(WATCHNAVI編集部) Photo/鈴木謙介
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