【CARTIER(カルティエ)】は、ウオッチコレクション「タンク フランセーズ」から、上品でフェミニンな印象を放つ日本限定モデルを発売した。「タンク フランセーズ」は1996年に発表され、ケースと完全に一体化したメタルブレスレットを特徴とするモデルであり、「タンク」ウオッチのタイムレスな魅力とフレンチスタイルを受け継ぎながら、本質的なラインをシンプルに表現したデザインが魅力だ。日本限定モデルの価格は、419万7600円(税込)~となる。

イエローゴールドケースにMOP文字盤を採用した日本限定モデル
今回日本限定として登場するモデルは、スクエアなフォルムを際立たせるため、12個のダイヤモンドインデックスを4つ爪でセッティングし、さらにダイアルの四隅にダイヤモンドをリバースセッティングで配している。また、このモデルのフェミニンな一面とジュエリーとしての側面を強調するため、永遠のエレガンスを象徴し、繊細な輝きを放つマザーオブパールのダイアルを採用。その上にレーザーエングレービングで細いスクエアラインを描くことで、ダイアルのスクエアフォルムを一層強調している。

「タンク フランセーズ」日本限定モデルは、イエローゴールドケースのタイプと、ケースの左右にブリリアントカット ダイヤモンドをあしらったイエローゴールドケースのタイプの2種で展開。日本国内のカルティエ ブティック、カルティエ ウォッチブティック、および公式オンラインブティックにて発売中。

カルティエ「タンクフランセーズ」 419万7600円/クオーツ。イエローゴールドケース&ブレスレット。縦25.7×横21.2mm、厚さ6.8mm。日常生活防水。日本限定。
カルティエとヴェネツィア国際映画祭が称える、職人技と創造性

カルティエは、ヴェネツィア・ビエンナーレが主催するヴェネツィア国際映画祭で、今年で連続5回目となるオフィシャルパートナーを務めることとなった。レッドカーペットから作品に至るまで、メゾンは映画という芸術と長きにわたる伝説的な関係を築いてきた。第82回を迎える今年の映画祭は、8月27日から9月6日までの11日間開催され、多くのゲストやメゾンのアンバサダーが参加した。カルティエは初めて映画祭公式プログラムの全マスタークラスを後援し、ハイライトとして「The Art and Craft of Cinema(映画の美術工芸)」を継続開催する。本マスタークラスは、世界を牽引する映画制作者の協働作業を紹介し、監督のビジョンを具現化する過程を明らかにするとともに、俳優だけでなく舞台裏を支える多様な才能にも光を当てる。今年は新たに4つのマスタークラスがリド島のマッチポイントアリーナで行われ、ソフィア・コッポラ、ジェーン・カンピオン、セルジオ・カステリット、アルフォンソ・キュアロンらが登壇。特別対談はテレビ局Arteとの協業により、世界各地へ配信された。
さらに映画祭とカルティエは「カルティエ グローリー トゥ ザ フィルムメーカー アワード」を通じ、現代映画に大きく貢献した監督を称えてきた。過去の受賞者にはクロード・ルルーシュ、ウェス・アンダーソン、ウォルター・ヒル、リドリー・スコットが名を連ねる。同賞はパラッツォ デル シネマで授与され、パリのカルティエ ハイジュエリー アトリエ製作によるパンテールヘッドのトロフィーが授与される。
問い合わせ先:カルティエ カスタマー サービスセンター TEL.0120-1847-00 https://www.cartier.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/平野翔太
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