<WATCHES & WONDERS 2025ほか上半期新作ルックバック>時代の逆張り!? チューダーの2025年モデルの目玉はビッグサイズ

毎年春にスイスのジュネーブで開催される世界最大の新作時計ショー、「ウオッチズ&ワンダーズ」などで発表された2025年発表のコレクションを改めて振り返る。今回は、【チューダー(TUDOR)】のニューモデルを紹介。

ビッグサイズの新トレンドは生まれるか!?

常に時代の“逆張り”を続けて話題をさらってきたチューダーは、2025年も自身の信念に忠実な新作を発表。スノーフレーク針の誕生年にちなんだモデル名が与えられた新型の「ブラックベイ 68」はケース径を43mmに設定。「ペラゴス」からも同じく43mm径で1000m防水を実現した新型が登場した。このほか歴史的なバーガンディカラーの復活を筆頭に、堅実なバリエーション拡充も実施。着々と進むマスター クロノメーター化の動きも注目だ。

 

1000m防水と細部進化を経てさらなるプロ仕様へ!


チューダー「ペラゴス ウルトラ」 Ref.M2543C1A7NU-0001 87万3400円

水深1000mの水圧に耐える現行コレクション史上最高防水モデルは、飽和潜水に欠かせないヘリウム排出バルブを備えた本格派。マニュファクチュール「キャリバーMT5612-U」は、マスター クロノメーター認定を前提に改良された高性能。直径43mmの大型かつブレスレット仕様ながら着け心地は軽快だ。

スペック:自動巻き(Cal.MT5612-U)、毎時2万8800振動、約65時間パワーリザーブ。チタンケース&ブレスレット(交換用ラバーストラップが付属)。直径43mm、厚さ14.5mm。1000m防水。

 

新たなサイズ、新たな色で広がり続ける選択肢


(左)チューダー「ブラックベイ 68」 Ref.M7943A1A0NU-0001 68万9700円

あらゆる手首に合うコレクションを実現するため、新開発された直径43mmのブラックベイ。T-fitを組み込んだ本機の3連ブレスレットは側面のリベットがなくなり洗練された印象に。シルバー文字盤もラインナップ。

スペック:自動巻き(Cal.MT5601-U)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径43mm、厚さ13.6mm。200m防水。

 

(右)チューダー「ブラックベイ 58」 Ref.M7939A1A0RU-0001 67万4300円

1990年代のプロトタイプ、「チューダー サブマリーナー Ref.79190」の意匠を受け継ぐバーガンディダイアルとベゼルを採用した新型。マスター クロノメーター認定モデル仕様の「キャリバーMT5400-U」を搭載する。

スペック:自動巻き(Cal.MT5400-U)、毎時2万8800振動、約65時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径39mm、厚さ11.7mm。200m防水。

 

24時間表示針を備えた“プロ”にオパラインダイアルが加入


チューダー「ブラックベイ プロ」 Ref.M79470-0004 64万2400円

チューブが見えないようミドルケースの側面に沿う構造をはじめ、独自のディテールを持つ2022年発表の「ブラックベイ プロ」に新色が登場。24時間目盛り付きの固定ベゼルと24時間かけて1周するGMT針を備えたツールウオッチが、オパラインダイアルにより爽やかな雰囲気を纏った。

スペック:自動巻き(Cal.MT5652)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。直径39mm、厚さ14.6mm。200m防水。

 

問い合わせ先:日本ロレックス / チューダー TEL.0120-929-570 https://www.tudorwatch.com/ja

◎本記事は『ウオッチナビ 2025 Summer Vol.98』より抜粋・編集しています。価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/WATCHNAVI編集部 Photo/Atsuyuki Shimada

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