2018年新作ウオッチのトレンドを、デザインや素材、機能別に紹介していく本企画。第2回目は「外装素材編」。
新素材の開発は加工技術の確立も含めコストがかかるもの。
ですが、最近では自社で素材開発部門を持たないブランドでもハイブランドと同等のサプライヤーから供給を受ける傾向が見られます。
これにより、先進素材の時計でも現実的な価格で手に入れることができるようになってきているのです。
早速、各ブランドの注目時計を中心にご紹介します!
<先進素材ウオッチ>
・エドックス「クロノオフショア1 クロノグラフ オートマチック」
エドックスが得意とする異素材をミックスしたモデル。
ダイアルはパワーボートの船体にも使用される軽量なカーボンファイバー製。
ベゼルには耐傷性に優れたハイテクセラミックを採用しています。
自動減圧バルブを備え、飽和潜水にも対応。
・ラドー「ハイパークローム クロノグラフ オートマティック リミテッドエディション」
本機は、経年変化が楽しめるブロンズと、優れた耐傷性を誇るハイテクセラミックスを組み合わせたもの。
ブロンズは、ケースのサイドインサートとクロノグラフプッシャー、リューズに使用されています。
世界限定999本発売。
・ボール ウォッチ「エンジニアⅢ カーボライト」
カーボンファイバーをベースに作られた複合素材を初採用したひと品。
ケースのマーブル模様は個体ごとに異なるため、すべてが一点ものです。
文字盤に自発光型の夜光装置「マイクロ・ガスライト」を搭載。昼夜問わず高い視認性を誇ります。