【G-SHOCK】が持つ「タフネス」という価値は、表現のかたちを変えながら進化を続けている。AI開発による異素材融合構造を採用したMT-G最新作と葛飾北斎の名作を文字盤に宿したDW-5600のコラボレーションモデルをピックアップ。G-SHOCKの今を象徴する2本を紹介する。
AIと人が共創したケースに新開発のレイヤーコンポジットバンドを装着
G-SHOCKのルーツである樹脂素材と、メタル素材を融合させることで独自の進化を続けてきたMT-Gシリーズ。その最新作が「MTG-B4000D」である。本作は、AIと人の共創によって生み出された、これまでにない構造美を備えたモデルだ。
最大の特徴は、カーボンとステンレススチールを組み合わせた異素材融合フレームである。G-SHOCKが長年蓄積してきた耐衝撃データをAIが解析・シミュレーションし、そこに人の手による調整を重ねることで、機能性と美しさを両立した形状を実現した。デュアルコアガード構造と組み合わせることで、MT-Gらしいタフネスはさらに進化している。
カーボン積層フレームは、カーボンとグラスファイバーを重ねた素材を立体的に削り出すことで成形。側面にはレイヤー模様が現れ、強さそのものがデザインとして表現されている。ベゼルには内外2体構造のステンレススチールパーツを採用し、ヘアラインとミラー仕上げを磨き分けることで、金属ならではの存在感を引き出した。
新開発のレイヤーコンポジットバンドも見逃せない。ステンレススチールとカーボンファイバー強化樹脂を組み合わせることで、重厚なルックスと軽快な装着感を両立している。金属の塊感がありながら、日常使いしやすい点はMT-Gならではだ。耐衝撃構造、耐遠心重力、耐振動を備えたトリプルGレジストに加え、サファイアガラスや立体成形の裏蓋など、細部まで徹底的に作り込まれている。機能面ではBluetoothによる時刻修正、マルチバンド6、タフソーラー、高輝度LEDライトを搭載し、実用性も抜かりない。
異素材融合が生み出す造形美と、AI開発による次世代のタフネス構造。「MTG-B4000D」は、MT-Gのコンセプトを体現した、存在感あふれるモデルが誕生した。
G-SHOCK「MTG-B4000D-1AJF」 18万7000円/クオーツ。カーボンファイバー強化樹脂+ステンレススチールケース、レイヤーコンポジットバンド。縦56.6×横45.3mm。厚さ14.4mm。質量178g。20気圧防水。
葛飾北斎の代表作をあしらったG-SHOCK
G-SHOCKから、日本文化を大胆に落とし込んだ新作モデルが登場した。1983年の誕生以来、タフネスを追求し続けてきたG-SHOCKが、江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の名作をデザインモチーフに採用している。ベースとなるのは、アイコニックな定番デジタルモデルDW-5600である。スクエアケースの王道デザインに、北斎の代表作「富嶽三十六景」から2作品を大胆にレイアウトした。「DW-5600KHFM25-1JR」では「深川万年橋下」を採用し、文字盤いっぱいに描かれた橋の曲線美が印象的だ。LEDバックライト点灯時には、文字盤と一体となって作品の立体感が浮かび上がる。一方の「DW-5600KHSH25-1JR」は、「山下白雨」をモチーフにしている。雷雨の迫力を感じさせる構図が文字盤に落とし込まれ、バックライト点灯時には作品の雄大さがより際立つ仕掛けとなっている。
裏蓋には漢字で「日本」の文字を刻印し、日本発のカルチャーを強く意識した仕様とした。さらに、浮世絵のルーツにちなみmade in Japanにこだわっている点も見逃せない。パッケージも特別仕様となっており、国内外に向けて強くアピールする一本である。G-SHOCKのタフネスと北斎の芸術性が交差した、コレクション性の高い新作といえる。
G-SHOCK「DW-5600KHFM25-1JR」 1万8700円/クオーツ。樹脂ケース&バンド。縦48.9×横42.8mm、厚さ13.4mm。質量53g。20気圧防水。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.0120-088925 https://gshock.casio.com/jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/平野翔太

















