【ブランパン(BLANCPAIN)】が、江戸時代から植物染めの伝統を紡ぐ京都の染色工房「染司よしおか」の六代目、吉岡更紗氏のフレンド・オブ・ザ・ブランド就任を発表。工房を舞台とし、ブランパンの気品高きレディスウオッチ「レディバード カラーズ ムーンフェイズ」を身に纏う吉岡氏の姿を収めた特別映像も公開されている。
吉岡更紗氏がフレンド・オブ・ザ・ブランドへ就任
スイス最古のマニュファクチュールとして知られるブランパンは、1735年の創業以来、機械式時計の可能性を一貫して追求し続けてきた。同時に伝統を守るだけでなく、時代や異文化との真摯な対話を通じて表現の幅を広げてきたブランドでもある。このたび発表された京都の染色工房「染司よしおか」の六代目、吉岡更紗氏のフレンド・オブ・ザ・ブランドへの就任は、まさにブランパンの飽くなき探求心と美学を象徴する取り組みにほかならない。
江戸時代から約200年にわたり、植物染めという古来の伝統技法を継承してきた染司よしおかは、日本の色を守り続ける極めて希少な工房である。植物の葉や樹皮、花、根といった自然由来の素材と丁寧に向き合い、果てしない手間をかけて色彩を引き出す工程は、現代の効率主義とは明確に一線を画す。しかし、その気の遠くなるような時間を要する営みこそが、合成染料では決して到達し得ない深みと奥行きを備えた色彩を生み出し、伝統的な手仕事の価値と、現代に息づく自然との密接な関係性を今に伝えている。今回のフレンド・オブ・ザ・ブランドに就任した吉岡更紗氏は、植物染めの技法を現代の感性と結びつけ、国内外で高い評価を得ている人物である。京都の工房を舞台に制作された特別な映像のなかで、吉岡氏の腕元を彩っているのが、ブランパンのレディスウオッチを象徴する名作「レディバード カラーズ ムーンフェイズ」である。
レッドゴールド製ケースに「キャリバー1163L」を搭載

本機は、18Kレッドゴールド製の洗練された34.9mm径のケースに、最高峰の自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー1163L」を搭載した実用性とエレガンスを高次元で両立するタイムピースである。文字盤には神秘的な輝きを放つホワイトマザーオブパールが採用され、スラリとしたローマ数字のインデックスが古典的な気品の中に現代的なニュアンスを添えている。文字盤からベゼル、ラグ、リュウズにいたるまで、総計2.22カラットもの厳選されたダイヤモンドが豪奢にセッティングされており、光の加減によって圧倒的なきらめきと表情の変化を見せる。さらに、6時位置に配されたスモールセコンドとともにレイアウトされたムーンフェイズは、夜空を思わせる静かな情緒を漂わせ、天体のロマンを腕元に見事に再現した。合計243個のパーツから構成されるムーブメントは、コンパクトなレディスウオッチとしては驚異的な100時間のパワーリザーブを誇り、名門マニュファクチュールならではの圧倒的な信頼性を確保している。
植物染めにおいて極上の色彩が生まれるまでに要する時間と、機械式時計の精緻な歯車が絶え間なく噛み合いながら時を刻む営み。一見異なる分野に属しながらも、両者は時間を積み重ね、その価値を味わうという一貫した哲学の上で深く結びついている。染司よしおかとブランパンの邂逅は、効率を優先する現代において、時間と人間との豊かな関係性を静かに見つめ直すための普遍的な提案として、機械式時計をこよなく愛する者の心に深く響くに違いない。
問い合わせ先:ブランパン ブティック銀座 Tel.03-6254-7233 https://www.blancpain.com/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
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