2018年より新作発表の場をバーゼルワールドから国際高級時計見本市(SIHH)へと移し、エルメスは腕時計市場でさらに存在感を増していきそう。新作でもフラッグシップコレクションにマニュファクチュールムーブメントを搭載するなど、今後の新展開にも期待がかかります。
カレ アッシュ
マルク・ベルティエのデザインと自社製ムーブメントの搭載で注目を集めたエルメス不動の定番カレ アッシュの最新型。正方形のケースに組み合わさった丸型ダイアルにジオメトリックな装飾を施し、表情豊かな一本に仕上げています。
アルソー クロノ チタン
人にも馬にも優しい馬具作りから始まったエルメスの特徴的な鐙(あぶみ)形状をケースに落とし込んだ、アシンメトリーデザインのクロノグラフにチタン仕様が登場。ブラックのバレニアレザーに採用されたエンボスデザインは、エルメスで初の意匠。
アルソー カザック
時計ケースを馬場に見立て、砂の上に刻まれる蹄の跡のような曲線を作りだしながら馬のシルエットを浮かび上がらせた一本。4色のカラー展開は、ボードゲームのコマをイメージしたものとか。いずれもシャンルベ製法、ラッカー、転写という複数の技法を用いて作られており、遊び心のなかにも高度な技術力が宿っています。
アルソー リフト ミルフィオリ
フランスのクリスタルメゾン“サンルイ”がミルフィオリの技法を駆使して製作したクリスタル製ダイアルで、アリゲーターの斑を再現。ユニークなアルソーのケースはホワイトゴールド製で、ムーブメントは自社製Cal.H1923を搭載しています。
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