ランドマスターは、命をかけて極限に挑む冒険家に捧げるアドベンチャーウオッチとして1993年に誕生したセイコー プロスペックスの人気シリーズ。様々な冒険家のチャレンジをサポートし続けて四半世紀を迎えたタフウオッチから、長い歴史の集大成的なモデルが登場しました。大人のアウトドアライフに最適な2つの新作を、詳しくみていきます。
冒険家・登山家とともに歩んだ25年の歴史
1993年の発売以降、ランドマスターシリーズは、南北両極単独徒歩横断や7大陸最高峰登頂など、過酷な冒険に挑む冒険家・登山家たちの要望を満たすべく絶え間なく進化し続けてきました。
誕生当時革新的だった自動巻き発電ムーブメントを、最先端技術を駆使した高機能な外装に搭載した初代モデルのほか、腕元での高度や気圧傾向の計測を可能にした高性能圧力センサーや、南半球での使用にも対応する機能を備えたムーブメントの開発などは、ランドマスターシリーズのマイルストーンとなっています。
2013年、世界最高齢の80歳にしてエベレスト登頂を成し遂げた三浦雄一郎氏とともに、極地での使用に適したスプリングドライブモデルが開発されたのもランドマスターシリーズでした。
このように時代に応じた進化を続けてきたランドマスターシリーズの、25年の集大成ともいうべきモデルが、4月20日に発売される最新作のメカニカルGMTウオッチです。
視認性と装着感に優れる集大成的な一本
新たなメカニカルGMTウオッチは、25周年記念の特別仕様とレギュラーモデルの2型で展開。いずれも、新開発のメカニカルGMTムーブメントCal.6R64を搭載し、すっきりと見やすいダイアルレイアウトと手首への干渉に配慮した12時側のリューズ配置を実現しています。
文字盤には長時間発光する蓄光塗料「ルミブライト」を塗布した大型の針とインデックスを採用。これらを保護するサファイアガラスにスーパークリアコーティングを施すことで、あらゆる環境下でも非常に優れた視認性が得られます。
外装素材には軽量なチタンを採用。ケースは20気圧防水仕様の堅牢設計となっています。ブレスレットには、プロの登山家から要望を受けて開発されたアジャスター機能を装備。エベレストなどの極めて気圧の低い高所で起こり得る腕周りの変化(膨張)に対応します。
回転ベゼルは、簡易方位計機能を構成する方位目盛りが刻まれたシリーズ伝統の意匠。GMT針も歴代モデルのDNAを受け継ぐデザインとなっています。
25年にわたって冒険家の要望を満たしてきたランドマスターシリーズですから、新しいメカニカルGMTモデルの信頼性も折り紙つき。そのハイスペックの恩恵は、たとえ過酷な環境に向かうことがなくても長期間のデイリーユースで十分に受けられるでしょう。
セイコー プロスペックス https://www.seiko-watch.co.jp/prospex/
- TAG