【タグ・ホイヤー(TAG HEUER)】といえば、スイス有数の時計ブランドとして世界的に知られている。日本でも古くから人気があり、全国に正規取り扱い店が存在している。【oomiya】の和歌山本店は県内唯一のタグ・ホイヤー正規店としてその魅力を発信しており、先日(2022年8月6日・7日)は特別なイベント「タグ・ホイヤー デイ」を開催し、タグ・ホイヤーファンや時計好きを大いに楽しませた。詳細をWATCHNAVI Salonがレポートする。
3年ぶりに開催されたoomiya 和歌山本店プレゼンツ「タグ・ホイヤー デイ」
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて、oomiya 和歌山本店ではこの2年ほど大きなイベントを控えてきた。そのため一年を通してもっとも活気に満ちるイベントのひとつ、「タグ・ホイヤー デイ」も開催してこなかったわけだ。今回は感染症対策に万全を期した体制の中、3年ぶりの復活を果たした。
oomiya 和歌山本店の「タグ・ホイヤー デイ」は、毎年夏季に開かれる「タグ・ホイヤー フェア」(2022年は7月23日~8月15日)の期間中に2日間限定で行われるスペシャルイベント。この日しか店頭に並ばないスペシャルピースや特別な車両展示がされるなど、店内がアヴァンギャルドな魅力を放つタグ・ホイヤーで一色に染まる。
今回の「タグ・ホイヤー デイ」では、2022年ニューモデルや定番モデルを中心に、200本以上のコレクションを用意。クロノグラフ人気を牽引するタグ・ホイヤー カレラ、ブランドの歴史を物語るタグ・ホイヤー モナコ、初めての機械式時計にも最適なタグ・ホイヤー アクアレーサー、モーターレース好きを虜にするタグ・ホイヤー フォーミュラ1といった魅力的なコレクションがフルラインナップされた。いずれの時計も試着でき、一部を除いてその場で購入可能だ。
販売面だけに力を入れた催しではないのが、oomiya 和歌山本店で行われる「タグ・ホイヤー デイ」が人気を博す理由だ。今回もタグ・ホイヤーの技術者による無料メンテナンス診断を実施。同ブランドのタイムピースを知り尽くすスペシャリストから、直々にアドバイスを受けられるとして好評となっている。オーバーホールや電池交換のタイミング、時計の遅れや進みの具合、実際に裏蓋を開いてムーブメントを診断するなど、ユーザーが日頃から気になっている点に関する疑問を直接技術者にぶつけることができる、“アトラクション”的な楽しみがある。取材日も希望者が殺到し、待ち時間ができるほどの盛況ぶりだった。
今回の「タグ・ホイヤー デイ」について、oomiya 和歌山本店の熱田店長は次のように話す。
「以前から多くの顧客様に、『次のタグ・ホイヤー デイはいつなのか?』というご質問をいただいておりました。まだマスクは外せませんが、日常を取り戻しつつある現在、久々に大きなイベントを開催できることを大変嬉しく思います。これもお客様からのご要望があってこその実現です。
今回のタグ・ホイヤー デイは、タグ・ホイヤー カレラとポルシェの公式コラボレーションにスポットを当てており、ポルシェエディションの2022年新作と2021年発表モデルのどちらもご用意しています。さらにそのイメージを膨らましていただくため、コラボウオッチのデザインのモチーフとなっているポルシェ 911 カレラをデモカーとして展示することにしました。タグ・ホイヤーで満たされた非日常を楽しんでいただけたのではないでしょうか」
大盛況の2日間となった「タグ・ホイヤー デイ」。恒例イベントがパンデミックによって2年も阻まれていたわけだが、今回足を運んだ人々は行動制限のない日々の楽しさ、タグ・ホイヤーの魅力、そしてoomiyaのホスピタリティを改めて実感したことだろう。
「3年ぶりに開催された【タグ・ホイヤー デイ】をレポート」の後編では、来場者へのインタビューをお届けする。
【2022年NEWモデル】
【2021年発表モデル】
<取材協力>
◆oomiya 和歌山本店
TEL:073-474-0038
住所:和歌山県和歌山市栗栖755-1
営業:11:00~19:30
定休日:水曜
取り扱いブランドは、オフィシャルサイト(https://www.jw-oomiya.co.jp/)に掲載。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、休業日や営業時間の変更などを行っている可能性があります。
※表記価格は記事公開時の税込価格です。予告なく価格改定が行われる場合があります。予めご了承ください。
Text/山口祐也(WN編集部) Photo/嶋田敦之
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