A.ランゲ&ゾーネのSIHH2017先行発表モデルは新キャリバー搭載のランゲ1・ムーンフェイズ

2017年1月に開催されるSIHHを前に、ヴァシュロン・コンスタンタンボーム&メルシエなどの出展ブランドが続々と新作の先行発表を行っています。ここでは、ドイツの名門A.ランゲ&ゾーネが披露した先行発表モデルの詳細をお伝えします。

 

天空ディスクとムーンディスクを独立させた新型Cal.L121.3搭載

ランゲ1は2015年にムーブメントを刷新していますが、これに続く形でランゲ1・ムーンフェイズも新たなムーブメントを搭載して生まれ変わります。

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搭載するCal.L121.3は、デイ・ナイト表示と一体化したムーンフェイズを搭載。天空ディスクとムーンフェイズを独立させ、天空ディスクは24時間で1周してデイ・ナイトを表示します。一方のムーンディスクは、122.6年で1日誤差という高精度で月の満ち欠けを表示するのです。

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この新型キャリバーは、2年前の新世代ランゲ1が搭載するCal.L121.1をベースに開発されており、完全巻き上げ状態で72時間パワーリザーブを可能にするツインバレルや、瞬転式のアウトサイズデイト表示を備えています。

 

天空ディスクは最新技術の結晶

天空ディスクの表面は、光波のオーバーラップによる干渉効果によって、1日の時間帯に応じて様々な色調のブルーに変化するとのこと。日中は星のない青空が広がり、夜になるとダークブルーの夜空にレーザー光で刻まれた星々がきらめくといいます。

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新しいランゲ1・ムーンフェイズは、18Kホワイトゴールドケースではブラック文字盤、18Kピンクゴールドケースではシルバー文字盤、プラチナケースではロジウム文字盤の3タイプから選択できます。

 

2016年のSIHHにおいて、A.ランゲ&ゾーネは4型の新キャリバーを発表して注目を集めましたが、その勢いは2017年も継続するに違いない。ランゲ1・ムーンフェイズは、そんな予感を抱かせるに十分な1本と言えるでしょう。

 

 

↑A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1・ムーンフェイズ」Ref.192.029(18KWG)、Ref.192.032(18KPG)、Ref.192.025(Pt)
↑A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1・ムーンフェイズ」Ref.192.029(18KWG)、Ref.192.032(18KPG)、Ref.192.025(Pt)

 

【SPEC】

ムーブメント:手巻き(Cal.L121.3)、毎時2万1600振動、72時間パワーリザーブ

素材:18Kホワイトゴールド/18Kピンクゴールド/プラチナケース、アリゲーターストラップ

サイズ:直径38.5mm、厚さ10.2mm

防水性:日常生活防水

【A.ランゲ&ゾーネ】公式HPはこちら

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