【腕時計ブランドの教科書 ハミルトン】1957年、世界初の電池式時計「ベンチュラ」で世界を席巻(HAMILTON)
独特の着眼点で築き上げた120年の歴史
1892年、ペンシルバニア州ランカスターで創業したアメリカ発祥のブランド。鉄道網が急速に発展していた時代において、その運行を支える時計として精度と耐久性に優れたハミルトンウオッチが用いられ、創業後間もなく、公式鉄道時計としての栄誉を得ている。
1957年には、世界初の電池式時計「ベンチュラ」を発表。その機能の斬新さと、三角形の独特なケース形状で好評を博した。さらに1970年には、世界初のLED表示ウオッチ「パルサー」で、最先端技術の分野でも優れた開発力を世界に向けて発信した。
スイスメイドへと移行しても、意欲的な開発を継続。過去のアーカイブに着想を得つつ、同社でしか作り得ない製品を製造している。
エルヴィス・プレスリーも愛した、名作のアニバーサリーモデル
世界初の電池式腕時計として1957年に誕生した名作の60周年記念モデル。ダイアル中央のエレクトリックマーク、原子をイメージしたゴールドカラーのインデックスなど往時のディテールを数多く継承。クオーツ。SSケース。5気圧防水。
アメリカ海軍の要請で同社が製作した「マリンクロノメーター」をモチーフに設計。古典的形状のワイヤーラグや、縦に配したインダイアルなど、クラシカルで知的な印象が際立つ2カウンター式クロノ。ケース径44㎜。自動巻き。10気圧防水。SSケース。
【ハミルトンの新作ウオッチ2018】
ヴィンテージカラーをまとったアビエータースタイルの最新機
1960年代のアナログ式操縦計器をモチーフとした大型デイデイト搭載モデルの新作。ダークブラウンPVDケースに、焼印入りストラップが見事に調和する。新色サンドカラーの夜光は暗所でネオングリーンに発色。
シリコン製ひげゼンマイを採用した同社初のクロノ・ムーブはCOSC認定。多層式ダイアルと偏流修正角計算機能を備えた回転ベゼルがメカニカル感にあふれる。
世界初の電池式腕時計ベンチュラは、エルヴィス・プレスリーが愛用したことでも知られる。彼の生誕80周年に発売された2015年モデルがSSケースで登場。
○HAMILTON(ハミルトン)
創業年=1892年
創業地=アメリカ/ペンシルバニア州
現CEO=シルバン・ドラ
問ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel:03-6254-7371
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