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時計のコンシェルジュがセールス抜きで語る、本気で欲しいこの逸品!! vol.3
いつかは高級時計を所有したいと考えている人は意外と多い。しかし、星の数ほどある時計の中から自分にとっての最良の一本を選び出すのは至難の業。そういうときこそ、時計のスペシャリストが購入を検討しているモデルが参考になる。正規時計店として、国内最大規模を誇るoomiyaグループ(心斎橋店、京都店、和歌山本店、鹿児島店)のスタッフのもとを訪れ、“自腹を切っても欲しい”と思う時計について取材した、連載第3弾を一読いただきたい。
<oomiya 和歌山本店>藤井永基さん
「ブライトリングに新たに加わったドレッシーな選択」
oomiyaの総本山である和歌山本店は2007年、現在の阪和自動車道和歌山インターの近くに出店した。総売場面積は250坪という2フロアの大型郊外店舗で、世界一流の時計ブランドの数々を取り揃えている。そんなoomiya 和歌山本店のスタッフ、藤井さんが気に入ったというのが、新生ブライトリングを象徴するモデルだ。「プレミエ B01 クロノグラフ 42は、ブライトリングらしい“プロのための計器”からは離れたドレッシーなデザインが特徴です。42mmという実用的なサイズも評価でき、まるで以前からユーザーであったかのような錯覚を起こさせるくらい、すんなりと受け入れられることでしょう。どんなファッションにも合わせやすいので、いま一番欲しいモデルです」
プレミエ B01 クロノグラフ 42を選んだ背景には、所有するクロノマット GMTの存在もあったという。「初めて購入した機械式時計がこのクロノマット GMTでした。発売当初から気にはなっていたのですが、お客様が試着された際、無意識に自分の姿を重ねてしまう感覚になってしまい……購入を決断した次第(笑)。結果、大正解でしたね。クロノマットの美しく、機能的なことを知ったことで、一気にブライトリングファンになりました。次はクロノマットと違う雰囲気のモデルが欲しいと思い、ドレスウオッチに近いプレミエが現在のターゲットです」
藤井さんは当然ながらブライトリング以外も熟知。幅広い取り扱いの和歌山本店において、とくに注目してもらいたい時計について尋ねたところ、リアルプライスのトゥールビヨンウオッチが挙がった。「時計好きの方ならトゥールビヨンという機構を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? ただし、どんな機能なのかということまでは知らない方が多くを占めると思います。タグ・ホイヤーのホイヤー02Tは、そんな状況を打開してくれる一手となるモデルで、いままでは高嶺の花とも言えたトゥールビヨンを、手の出しやすい価格帯で実現しているのです」
「自分はファッション好きが高じて、時計もその一部だと感じたためoomiyaに入社。時計界に飛び込みました。腕時計は直径4cm程度ですが、どんなファッションアイテムよりも存在感を放ち、個性をアピールするものです。仕事用でもプライベート用でも、お客様にとってのオンリーワンの時計をご案内することが、oomiyaスタッフの役目であり、やりがいでもあります」。藤井さんの接客なら安心。と、顧客からも社内からも声があがる理由は、時計に造詣が深いことに加えて、何よりも時計好きということが大きい。
【連載】時計のコンシェルジュがセールス抜きで語る、本気で欲しいこの逸品!! |
<取材・撮影協力>
oomiya 和歌山本店
TEL:073-474-0038
住所:和歌山県和歌山市栗栖755-1
営業:11:00~20:00
定休日:水曜
※取り扱いブランドは、オフィシャルサイト(https://www.jw-oomiya.co.jp/)に掲載。