【ジン】の新作は文字盤全体がブルーに発光して暗所でも見やすい「U50」の限定ウオッチ

質実剛健なプロフェッショナルのための時計作りを行うドイツブランド【SINN(ジン)】が最新モデルを発表。文字盤全体が発光し、暗所での視認性に特化した「U50.S.L」の2モデルが世界限定500本で発売となる。価格は80万3000円(税込)~で、2024年初夏の発売予定。

文字盤全体と回転ベゼルのキーマーカーが発光

 

「U50」は、視認性に優れる文字盤と耐久性を備えたプロフェッショナル向けのダイバーズコレクションだ。今回、世界500本の限定モデルとして開発された「U50.S.L」は、“暗闇での時刻の読み取りやすさ”に特化したモデルとなっている。暗所における視認性確保の手段としては、インデックスと針に夜光塗料を施すことが一般的だが、本機は暗所において文字盤全体と回転ベゼルのキーマーカーがブルーに光ることが特徴。夜光塗料を特殊な型に組み込む革新的な方法を用いた、ルミナス文字盤を搭載したことで、これまでにない高い輝度と完璧な視認性の両立を実現させている。

500mまでの防水性をはじめ、機能性は抜群

「U50.S.L」は画期的なルミナス文字盤のほかにも、機能面は非常に充実。船級・認証機関、DNVによるヨーロッパ潜水機器規格に基づき検査され、認定を受けた水深500mまでの防水性、減圧耐性、温度耐性が認証されており、ダイバーズウオッチとしての実用性は文句なし。ケースとリューズの素材には、高強度の海水耐性があるドイツ製Uボート・スチールを使用。さらにケース、リューズ、回転ベゼルにはブラック・ハード・コーティングも施し、耐傷製も向上させている、回転ベゼルはジン社独自の特殊技法でケースに固定されており、使用中に外れる心配はなく、安心感は極めて高い。

4800A/mの耐磁性能を誇るキャリバーSW300-1

本機の直径41mmというサイズ感は、快適な着用感を提供しつつ、ダイビングに必要な情報を見やすく表示するための適切な大きさといえよう。手首に当たらないようケースの4時位置にリューズは設けられ、シンプルなデザインはオンからオフまであらゆるシーンに対応可能だ。ムーブメントには、4800A/mの耐磁性能と約50時間のパワーリザーブを備えるキャリバーSW300-1を搭載する。

シリコンストラップとメタルブレスの2種類を展開

「U50.S.L」は、ケースと調和するブラック・ハード・コーティング仕様のブレスレット、柔らかなフィット感を特徴とするブラックのシリコンストラップの2種類を展開。力強く精悍なダイバーウオッチを求めるなら前者、カジュアルな雰囲気を好むなら後者をお薦めしたい。

ジン「U50.S.L」 83万6000円/自動巻き(Cal.SW300-1)、毎時2万8800振動、約50時間パワーリザーブ。Uボート・スチールケース、メタルブレスレット。サファイアクリスタル風防(両面無反射)。直径41mm、厚さ11.2mm。50気圧防水。世界限定500本。2024年初夏発売予定。

ジン「U50.S.L」 80万3000円/自動巻き(Cal.SW300-1)、毎時2万8800振動、約50時間パワーリザーブ。Uボート・スチールケース、ラバーストラップ。サファイアクリスタル風防(両面無反射)。直径41mm、厚さ11.2mm。50気圧防水。世界限定500本。2024年初夏発売予定。

 

問い合わせ先:ホッタ TEL.03-5148-2174 https://sinn-japan.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈