新作時計が多数リリースされていますが、その流行は実際に広まっているのでしょうか?
WATCHNAVIでは市場でのリアルなトレンドを探るべく、今年のバーゼルワールド来場者の愛用時計をチェックしました!
来場者編
一般の人でもロレックスやブライトリングをはじめとした高級時計の所有率は高め。
その国籍もヨーロッパを中心に幅広い傾向が見られました。
20世紀中期にロンジンの北米向けブランドとして展開されていたウィットナー。
こちらは1943年製。クラシカルな雰囲気を感じさせるステップドべゼルを持つ、製造数が少ない希少モデルです。「第二次世界大戦の歴史を感じられるところがいいんだ」。
マスキュリンなスタイルが魅力のROBさん愛用時計は、ヴィンテージシックなストラップのデイトナ。
ロレックスが独自開発・ 製造した自動巻の機械式ムーブメント、キャリバー 4130搭載。
ハイテク産業や航空宇宙、化学産業で使用されるオイスタースチールのケースで耐久性も抜群です。
マシューさんの愛用時計は、1957年当時のエンブレムを18金で再現した、シンプルで美しいダイバーズウオッチです。べゼルカラーのラインナップはブラックとブルー。
「街使いもできる洗練されたデザインが好きなんだ」
オーバーオールをボウタイで品良くまとめたスイスらしい紳士スタイルがお似合いのクリスティアンさんの愛用機は、クロノグラフムーブメントが美しい、重厚感のある航空時計です。
「フライトウオッチには目がなくてね。最近はいつもBWCを愛用しているよ」
ハリー・ウィンストンのオーパスシリーズも手がけたブーシェの複雑時計をさらりと着こなすアオイさん。サファイアクリスタルの文字盤やオニキスのベースプレートが高級感溢れる一品。
「ムーブメントを見てわかるとおり、エマニュエルの才能は唯一無二です」
ミニマムでモダンな北欧デザインが魅力のスカーゲン。思わず身につけたことを忘れてしまうほどの薄さは、アクセサリー感覚でも楽しめます。「ワイフからのプレゼントだから、最近はよく着けているよ」