1884年創業の老舗ウオッチブランド【エドックス(EDOX)】が最新作を発表。モータースポーツの世界観と高機能性を兼ね備えたレーシングウオッチ「クロノラリー クロノグラフ 45」の5型が発売となり、価格は各29万7000円(税込)。2025年1月6日(月)より全国の正規販売店およびブランドのオンラインストアで発売予定。
モータースポーツと深い関わりを持つエドックス
エドックスは、これまでに2009年の世界ラリー選手権、2012年のダカール・ラリー、2019年のFIA 世界ラリークロス選手権といった最高峰の競技大会で公式計時を担当。2016年にはザウバーF1 チームのプレミアムパートナーに就任し、さらに2021年にBMW M モータースポーツとのスポンサーシップを締結している。今回、新たに発表した「クロノラリー クロノグラフ 45」は、ブランドと深い関わりを持つモータースポーツの世界観とツールウオッチに求められる実用性を融合させたタイムピースとなっている。
クラシカルかつスポーティな文字盤デザイン
「クロノラリー クロノグラフ 45」は、軽量かつ強靭なチタンを用いた43mm径のラウンドケースに、車やバイクのメーターを想起させる横2つ目の文字盤をセッティングし、クラシカルかつスポーティな外観を実現した。車やバイクのシリンダーから着想を得たリューズデザインも本機の特徴的なディテールで、ケース9時側にはコレクション名を刻印したプレートを装備。ケースバックには、モータースポーツへの深い敬意を感じさせるホイールを模したデザインも見ることができる。
レトログラードやビッグデイトなど機能充実
機能性も申し分なく、ストップウオッチ機能である通常のクロノグラフをはじめ、0.1秒単位まで測定可能な1/10秒クロノグラフ、30分積算計を搭載。さらに、文字盤上部に針が扇状の目盛を反復運動することで始点の月曜日から終点の日曜日まで表示するレトログラード機構、6時位置に2つの日付表示プレートを持つビッグデイト、平均時速が測定可能なタキメーターをフランジに備える。また、レーシンググローブを装着した状態でもスムーズに操作できるようにプッシュボタンは大きめに設計。ストラップは装着感の良いラバータイプが採用されている。
個性的な5つのバリエーションをラインナップ
「クロノラリー クロノグラフ 45」は5つのバリエーションが用意され、前述した基本デザインやスペックは共通。文字盤の装飾、文字盤や針、ケース、リューズなどのカラーリングでそれぞれのキャラクターを確立している。ブラウン文字盤のモデル(Ref.38003-TINBU-BRNBU)は針、プッシュボタンなどをライトブルーでデザインし、メリハリを効かせながらもモダンなスタイルを演出。グレー文字盤のモデル(Ref.38003-TINGR-GNR)ではローズゴールド PVDでベゼル、プッシュボタン、リューズをアレンジしたことで、エレガントな存在感を強調した。モータースポーツの世界観を徹底的に追及するなら、レッドをキーカラーとし、カーボン柄のブラック文字盤を採用したモデル(Ref.38003-TINRO-CARO)がオススメだ。このように選択肢が広く、好みのモデルが見つけやすいのも本機の大きな魅力といえるだろう。
エドックス「クロノラリー クロノグラフ 45」 Ref.38003-TINBU-BRNBU 29万7000円/クオーツ(Cal.EDOX38)。チタンケース、ラバーストラップ。サファイアクリスタル風防。直径45mm、厚さ15mm。10気圧防水。2025年1月6日(月)発売予定。
問い合わせ先:ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://www.edox.jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈
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