独創機構とともに復興した古参ブランド
ロシア宮廷をはじめ、王家や軍隊にも採用された19世紀のロシアを代表する高級時計ブランド。
スイス・シャフハウゼンで時計業界の発展にも大きく貢献したハインリッヒ・モーザーだが、1917年の10 月革命で民間企業が消滅したあとは事業規模を縮小。2002年に復活を果たし、創業者の生誕200年となる2005年に、初のオリジナルモデルを発表。
2006 年からはバーゼルワールドで毎年、伝統と革新を織り交ぜたニ ューモデルを登場させてきた。日付調整時の誤作動を防ぐダブ ルプルクラウン機構や、独自の重心補正機構で精度の向上を図 ったダブルヘアスプリング脱進機など、クラシカルなデザインに高度な技術力を投入している。
「シンプル・イズ・ベスト」というミニマリストの哲学を体現。4つのインデックスのみで構成された神秘的なフェメダイアルが、気品と崇高さを演出。自社製手巻きCal.HMC327搭載。パワーリザーブ約3日間。18KRGケース。
同社伝統のフェメダイアルを纏ったシンプルなダイアル構成ながら、センターの矢印針で「月」、3時の小窓で「日付け」を表示する永久カレンダー機構を搭載するハイコンプリモデル。パワーリザーブ7日間以上の手巻きCal.HMC 341搭載。18KWGケース。
○H.MOSER & CIE.(H.モーザー)
創業年=1828年
創業地=ロシア/サンクト・ペテルブルグ
創業者=ヨハン・ハインリッヒ・モーザー
現CEO=エドゥアルド・メイラン
問イースト・ジャパン Tel:03-3833-9602