【SIHH2019】ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーショ ン“フェニックス”

ヴァシュロン・コンスタンタンの2019年モデルが、先行発表されました。ユニークなタイムピースは、まさに同ブランドらしい1本です。

ヴァシュロン・コンスタンタンの持つ高度な技術、創作への挑戦を感じられるタイムピース

新作モデルの名称は、「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーショ ン“フェニックス”」。

「キャビノティエ」とは、ジュネーブの建物の最上階に設けられた光あふれる工房で時計づくりに励む、名声と教養を誇る時計職人を指す言葉。彼らの器用な手が、天文学や科学、芸術から着想した技術的にもまたとない「特別な時計」を作り上げました。

「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション “フェニックス”」時価/Ref.9700C/003R-B187
手巻き(Cal.2755)。毎時1万8000振動。約58時間パワーリザーブ。18Kピンクゴールドケース。直径47mm/厚さ19.10mm。ジュネーブシール取得

ヴァシュロン・コンスタンタンは、その高度な技術や創作への挑戦を「レ・キャビノティエ部門」に引き継ぎ、顧客やコレクター向けに 1 点もののモデルを製作したり、特注による時計の製作依頼に応じています。その成果が生み出したのがユニークピース「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーショ ン“フェニックス”」なのです。

 

15種類の複雑機能とダブルフェイス

15種類の複雑機能をもつ、「レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション“フェニックス”」は、不死身の象徴“フェニックス”から着想を得て創作されています。

この時計の表側と裏側には、パーペチュアルカレンダー、均時差、日の出と日の入りの時刻、天空図、 四季、黄道 12 宮、月相と月齢、至点(夏至・冬至)、恒星時の時と分、パワーリザーブなどの表示が配置。時計の両面に配された2つの文字盤は、スレートグレーの盤面に数字や針がくっきりと目立ち、ピンクゴールド製のケースと美しい調和を見せています。この視認性を最大限に高める工夫は、文字盤に追加されたカウンターや各種の時間表示にも発揮されています。

レ・キャビノティエ・グランド・コンプリケーション “フェニックス”の裏側/時計の両面に文字盤が配されている

とにもかくにも美しい1本に、思わずため息がこぼれますね。

 

【さらに詳しく!】 ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史、代表作はコチラ